【インタビュー Vol.1】ASH DA HERO、「“ロックバンドです、よろしく!”という初期衝動が詰まったアルバム」

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■今年はライブをいっぱいやりたい
■ライブハウスで暴れようぜ

──詳細についてはリリースが近づいてきた時期に改めてうかがいますが、少しだけレコーディングエピソードを教えてください。

ASH:WANIがドラムを叩いていたとき、突然、思考停止したことあったなー(笑)。Narukazeが「ASH、助けてほしいんだけど!」ってブースから出てきて。「WANIの元気を出してあげてほしい」というオーダーがきたんですよ(笑)。で、ブースに入ったら、WANIもSatoも暗い表情してたんで、「来たぜ、俺が!」と。

WANI:1日ずっとドラムを叩いていて、体力だけじゃなく集中力もすごく使ったんですよね。その日のラストにレコーディングする曲だったんですけど、自分がどういうフレーズを叩くのか、本当にブッ飛んじゃって、頭の中が真っ白に(笑)。何回やってもミスって、「俺、何を叩いてましたっけ…!?」みたいになって(笑)。思考停止するぐらい集中力高く、入り込んでたんで。

Sato:そのときASHがレコーディングブースの中に入ってきて、目の前のASHの激しいアクションに煽られるようにレコーディングをして。結果、そのテイクがすごく良かったんです。

ASH:でも俺のせいで、そのテイクは使えなくなっちゃったんですよ(笑)。だって、レコーディング中にブースの中で「On Bass‼ Sato!!」って叫んじゃったから。その声をドラムのマイクが拾っちゃってた(笑)。すごくいいテイクなのに、エンジニアさんが「何かの声がここに…いるね?」と言われちゃって。


▲WANI (Dr)

Sato:おもしろいレコーディングでしたよ。ライブでやっている曲は、もうライブのノリで楽しく録ったものもあるし。すごく充実感も収穫もありました。レコーディングってこんな楽しくやっていいんだって気持ちすら生まれましたね。それが空気としてアルバムに詰め込まれていると思います。

Dhalsim:自分はリズムとは別録りだったんですよ。みんなのプレイを聴きながら、それに応じて自分のフレーズも変えたりとかしたので、これこそバンドだなって。あと、もともとデジタルでやろうとしていたけど、細かく速く手を動かすDJプレイに、デジタルではついてこれない瞬間があったんです。ニュアンスも違うなと。それで、印象的なフレーズはアナログレコードに針を落として、スクラッチやDJプレイしました。音質にこだわって、“ターンテーブルも楽器なんだ”って考えでやってます。

──メンバーそれぞれの今のこだわりと意気込みを思う存分入れた作品『Genesis』がもうじき仕上がるということですね。詳しい内容については、また改めてお伺いさせていただきます。アルバム発表後、9月3日から<ASH DA HERO LIVE TOUR 2022“Genesis”>も始まりますが?

ASH:全国いろんなところへ行かせてもらいます。9月3日のツアー初日が千葉LOOK、そこから埼玉、横浜、名古屋、静岡、広島、大阪、仙台。そしてツアーファイナルが10月29日のZepp DiverCity(TOKYO)。バンドとして初めて廻る地域ばっかりなので、ぜひアルバム『Genesis』を聴いて、ライブに遊びに来てほしいですね。いい意味で、ライブハウスのいろんな壁をブッ壊しにいきたいと思います。


──今年2月から対バンイベント<GACHINKO>を3ヵ月に渡って行ないました。バンドとして対バン経験を積んだことで、違いなども生まれました?

Narukaze:<GACHINKO>では、一番バンドとして経験がなかったのが俺らだったわけですよ。対バンした6組はキャリアも経験も俺らより遙かにあるわけですからね。

ASH:ゲストアクトも含めて、全員先輩でしたから。

Sato:僕らはポッと出の新人みたいなもので(笑)。

Narukaze:長くやってりゃいいってものでもないんでしょうけど、長くやっているから出るパワーをどのバンドからもすごく感じましたね。それは技術だけってものでもないし、言葉だけでもない。でも何か得体の知れないパワーを発していた。そこにすごく憧れましたね。僕らがそこに辿り着くには、一筋縄ではいかないことがたくさんあると思うけど、目指したい。そのバンドじゃないと出せない音、その人たちじゃないと出せないパワー、まとった空気感があるんです。ASH DA HEROもそういうふうにならないとな、と感じました。

ASH:今は、そこへ向かってスタートを切った感じですね。バンドとしてのアルバムがあって、ツアーがあって、みんなでいろんな街へ行こうぜって。バンドだなって感じがすごくするし、ASH DA HEROを知らしめに行きたいですね。今年はとにかくライブをいっぱいやりたい。早くスタジオから飛び出して、ライブハウスで暴れようぜって。俺らは今、その気分。ロックが大好きな、バンドが好きな、ライブが好きなキッズは、今から準備運動をしておいてほしいです。気合いを入れて遊びに来てください!

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎堅田ひとみ

■Major 1st Full Album『Genesis』

2022年8月31日(水)発売
予約リンク:https://lnk.to/ADH_GenesisBRK


【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+豪華ブックレット)】
LAPS-35014 5,500円(税込)


【通常盤(CD)】LAPS-5014 3,900円(税込)
▼CD収録楽曲
01. Genesis
02. New Revolution
03. Merry Go Round
04. Dead or Alive
05. Avengers
06. エゴイスト
07. Rain on the roof
08. レーゾンデートル
09. Just do it
10. WARAWARA
11. Remember
12. 世界をぶん殴れ
▼Blu-ray収録内容 ※初回生産限定盤のみ
・ドキュメンタリー映像収録予定

■店舗特典内容■
・Purple One Star公式オンラインショップ(A-on STORE・A!SMART):A5アーティストカード
・Amazon.co.jp:メガジャケ(形態別 ※ご購入いただいた商品のジャケットを使用したデザインとなります
・TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く):ポストカード
・楽天ブックス:アクリルキーホルダー
・VAMPROSE STORE:オリジナル A4サイズ クリアファイル
※デザインは後日改めて発表

■「Merry Go Round」先行配信情報■
2022年7月29日(金)デジタルリリース

■<ASH DA HERO LIVE TOUR 2022 “Genesis”>

09月03日(土) 千葉 LOOK
open17:00 / start18:00
09月11日(日) 埼玉 HEVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
open17:00 / start18:00
09月17日(土) 横浜 F.A.D YOKOHAMA
open17:00 / start18:00
10月01日(土) 名古屋 DIAMOND HALL
open17:00 / start18:00
10月02日(日) 静岡 LIVE ROXY SHIZUOKA
open17:00 / start18:00
10月15日(土) 広島 SECOND CRUTCH
open17:00 / start18:00
10月16日(日) 大阪 BIGCAT
open17:00 / start18:00
10月22日(土) 仙台 CLUB JUNK BOX
open 17:00 / start18:00
10月29日(土) 東京 Zepp DiverCity (TOKYO) ※ツアーファイナル
open 17:00 / start18:00
▼チケット
6月21日(火)〜6月27日(月):ローチケプレリクエスト先行2次先行
一般発売:7月29日(金)
https://ashdahero.com/contents/9888

▼Circle A会員スペシャル Photo企画
各会場で設置するQRコードを読み取ると当日限定のスペシャルPhoto(デジタル画像)が貰える
▼FINAL公演 チケット番号抽選企画
Zepp DiverCity(TOKYO)公演では豪華景品が当たるチケット番号抽選企画を開催


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