【俺の楽器・私の愛機】941「Custom Shop Stratocaster 2本」

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【Fender Custom Shop 1997年 1960 Stratocaster ,1998年Master Grade 1961 Stratocaster】(広島県 GON 50代)


皆様のギター愛あふれる投稿をいつも楽しく拝見しております。今回、4回目の投稿として2本のストラトを紹介させていただきたいと思います。

・Fender Custom Shop 1960 Stratocaster

1997年製のストラトキャスターです。フィエスタレッドのマッチングヘッド、ゴールドパーツ、バーズアイメープルのネック。1960 Stratocasterとなっていますが、1960年のストラトという訳ではなく、あくまでも1960年代のストラトということだと思います。

スラブボードのネックなのにピックガードは63年以降のコピーという適当加減・・・。ヘッドはスモールでもなく、ラージでもないこの頃独特の形状。でもこれはゴージャスな見た目にやられて買いました。30本限定ということでサーティフィケートのシリアルは※※ of 30となっています。

完全に見た目で買ったギターですが、案外音も気に入っています。ギターは音も大事ですが、見た目(好きな形、色など)も大事!ですよね。


・Fender Custom Shop Master Grade 1961 Stratocaster

こちらは1998年製のマスターグレードのストラトキャスターです。やや色あせたようなバーガンディーミストのカラーです。

私がギター(ベースですが)を初めて手にした頃、Fender系のコピーモデルといえばカラーは木目、サンバースト、白、黒ぐらいのものでした。カスタムオーダーすれば入手できたかもですが、今みたいにカラフルになったのは90年頃からじゃないですかね。私もいろんな色のギター、ベース買いましたよ。ロイヤルイエロー(編集長がおっしゃってたジェフ・ベックが持ってたの見て欲しくなりました。)、キャンディアップルレッド、サーフグリーン、レークプラシッドブルー、ショアラインゴールドなどなど、キリがないです。

その中でバーガンディーミストは個人的には「無いわ~」と思ってた色でした。なんせバーガンディーミストといえば日本一有名なあのお方の個体がありますし・・・。

じゃあなぜ買ったかといえば、ネックが異様に気持ちいいんです。これ握ったときは衝撃が走った(ような気が)しました。未だにこのギターのネックが個人的に最高です。パワフルな感じのピックアップではありません。ストラトらしいキラキラした音がします。

人間なんて勝手なもので、それまで嫌いだったバーガンディーミストのギター、ベースがこのストラト以降はかっこよく見えてしまって、バーガンディーミストのベースを2本買ってしまったのはまた別のお話。



ただ、最近は週末おやじバンドでベースを弾くだけの身にはなかなかこの2本のストラトを弾く機会がなくなっているのと、気軽に持って行きにくいこともあり、すっかり家から出ることがなくなってしまいました。

そして最近感じているのはギターの終活です。これからの人生で、家にある全部のギター、ベースを弾くことは無いのではないか。弾かないのなら弾いてもらえる人に譲ったほうが良いのではないかか。手元には2,3本あれば十分じゃないかとか。

最近はずいぶんと手放しましたが、今残っているのは思い出がいろいろあってどれを残すとかこれ以上絞り込めないんですけどね~。ギターという沼は深すぎて足が抜けませんね。

   ◆   ◆   ◆

ストラトのカラバリへの思い、分かりすぎる。結局私も様々なカラーのストラトを手にいれました。マスタービルドのヘビーレリックなどは別格としても、私が気に入った感触のネックはチームビルドやマスグレのものが多かった。あのバーズアイは握ったときに艶めかしい感触があるんですよね(変態か)。そして終活のお話も今風に言えば分かり味が過ぎる。私がポックリ逝ったらギター価値がわからない家人にはお荷物だよなと思い、実際に断舎離しました。大きなところでは1970年Aシリアルのマーシャルとか1963年製SGとか、70年代ストラトを数本、レスポールカスタムやミュージックマンEVH、エフェクターなどもケンタとかビンテージのいろいろなどなど。でも一方で、残り少ない人生であればこそ、我慢していたこと・やりたいと思っていたことは多少無理してでも実行したほうがいいんじゃないかという考えも出てきたりもして、そうなるとあのギター欲しかったとか、このギターと一緒に寝たいとか(だから変態か)、そんな気持ちがむくむくしたのも事実。人生は業です。どうしたものでしょうね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

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