【俺の楽器・私の愛機】899「世界で1本だけのレスポール 通称TATOO」

ポスト

【Gibson Les Paul Standard】(千葉県 Mark Stonehill 66歳)


20数年前に御茶ノ水のイシバシ楽器で購入したギターです。

詳細は不明ですが、個人の手作りの1本のようです。シリアル・ナンバーから推察するに70~72年製のLes Paul Standardかと思います。ネック材は3ピース・メイプル。トップ材を剥がし、彫刻を施したトップ材を張り直したようですし、バインディングはベッコウになっています。

パーツはゴージャス感を出すため(?)ゴールドにこだわってます。ペグはグローバー製。木製エスカッション。ボディのサイドにも彫り物がしてあります。

クラプトンのサイケなペイント・ギターと比べ、やはり“和”のテイストの細かい細工は日本人らしいですね!

購入した当時は、全体的に白っぽかったのですが、経年変化でボディの色もエエ感じに変色し、一層深みと凄みが増した感じです。音もバッチリですが‥とにかく重い!




   ◆   ◆   ◆

なんじゃこりゃー。もし奈良時代にレスポールがあったらこんな感じなのか。トニー・ゼマイティスおじさんがもし日本人だったら、こんなギターだったんじゃないの?的な、あまりにステキな1本。パンケーキボディも、このような造形が加わったら意味のあるものに見えます。ネックのバインディングもべっ甲に差し替わっていて、完全にギターを素材にしたアート。ヘッドには手を付けていないけど、ペグをインペリアルにするだけでぐっと高級感が増しますね。世の中にはいろんな才能が溢れているんだなあ。みつを。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布中されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
この記事をポスト

この記事の関連情報