ディープ・パープル、スティーヴ・モーズ不在で新ツアーをスタート

ディープ・パープルが、5月22日、イスラエルで<Whoosh!>ヨーロッパ・ツアーをスタートさせた。ギタリストのスティーヴ・モーズはこれに参加しておらず、この夜、サイモン・マクブライドを代理に迎えた初公演が開催された。
モーズは先月、妻が癌と闘病中であることを明かし、「合併症など何が起きるかわからず、僕らの人生の残りの時間を踏まえれば、僕はいま、彼女に寄り添う必要がある。僕は脱退するわけではない。彼女の健康が保証されたら、ツアーに戻りたいと思っている」と、5~7月に開催されるツアーには参加しないとの声明を出していた。
22日にテルアビブで開かれた初日公演では、「Highway Star」「Pictures Of Home」「Hush」「Smoke On The Water」「Black Night」など18曲がパフォーマンスされ、「When A Blind Man Cries」が2014年以来初めてプレイされたという。
単独公演は数回あったものの、ディープ・パープルのツアーは2019年12月に閉幕した<The Long Goodbye>以来となる。<Whoosh!>ヨーロッパ・ツアーは休みをはさみつつ、年内、11月初めまで続く。
Thank you Tel Aviv for a great night of the long awaited ‘Whoosh!’ tour at the Menora Mivtachim Arena. Jerusalem tonight. Let’s rock!@sportpalace#deeppurple #livegig #livemusic
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— Deep Purple (@_DeepPurple) May 23, 2022
Ako Suzuki