パール・ジャム、北米公演でチャド・スミスと共にテイラー・ホーキンスを追悼

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Photo by Danny Clinch

パール・ジャムが週末(5月7日)、米カリフォルニア州イングルウッドで開いた公演で、3月25日に急逝したフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスを追悼し、フー・ファイターズの楽曲でホーキンスが歌っていた「Cold Day In The Sun」をパフォーマンスした。

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ホーキンスの長年の友人で、彼のサイド・プロジェクトNighttime Boogie Associationのコラボレーターであるマット・キャメロンが、ドラムをマーク・ジュリアナに任せ、リード・ヴォーカルを担った。また、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス(Dr)が、タンバリンで演奏に参加した。

ヴェダーは曲の前に、「誰かを喪うのは決して容易ではない。年を取ると、そういうことがより多く起こるようになる。でも、人生を愛していた人が全く予期せず亡くなるのは、さらに辛い。唯一慰めとなるのは、彼はどんな瞬間も無駄にせず、自分の人生を満喫していたところだ」と話し、ホーキンスの家族への支援を表明したという。

パール・ジャムは5月3日に<Gigaton>ツアーを開幕し、初日公演でも「どれだけライトを集めても、彼の内から注がれていた光には叶わない。彼はものすごく特別なものを発していた。僕らはみんな、彼のことを恋しく思っている」と、ホーキンスへ追悼の言葉を捧げていた。

キャメロンは、ホーキンスが亡くなったと知ったとき、「僕はテイラー・ホーキンスを愛している。彼は僕の人生に多くの楽しみと幸せを持ち込んでくれた。彼が逝ってしまったなんて信じられない。すでに彼が恋しい」との声明を出していた。



Ako Suzuki
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