【俺の楽器・私の愛機】732「元祖スーパーストラト」
【Jackson custom shop soloist 30th anniversary red】(静岡県 タッピング野郎 45歳)
初めての本格的なギターとして日本製デカロゴJacksonの赤色ディンキーを使用して以来、手が伸びてしまうギターブランドです。日本製デカロゴでも自分にとっては最高のギターですが、やはり憧れのUSAカスタムショップ製がずっと欲しかったところ、縁があり、ソロイストの30周年記念モデルを入手できました。
自慢のポイントはランディ・ローズのギターを製作したことで有名なJackson社のシニア・マスタービルダーであるマイク・シャノン氏が手掛けていて、さらに30周年記念モデルということもあり、全5色で世界限定30本しか製作されていないところです。日本への割当ては各色1本ずつの5本のみですので、レアなモデルでした。2014年の発売当時にデジマートで見たときは高額なので、諦めてしまいましたが、2016年に大阪の楽器店に置いてあり、店舗閉店セールでまさかの60%offだったので、即決でした。
今のJackson USAソロイストとは大幅にスペックは異なり、フロイドローズブリッジは1984年の旧スペックでボディへ直付けでないもののザグリなしです。SSHピックアップ配列に各ピックアップのON-OFFスイッチと当時のJackson仕様です。ボディは現在のアルダーではなく、当時のJacksonを象徴するポプラです。ネックヘッド部はスカーフジョイントでなく、ネック一体型。ネックのサイドポジションマークは1フレット部は当時の仕様を踏襲して入ってないです。違いとしてはアクティブピックアップが当時のJacksonオリジナルでなく、EMG SA、SA、81。最新の技術として採用されたのはカーボンロッドでの強度アップで、ネック材も強度の高いクォーターソーンメイプルが使われています。
ピックアップはEMGなので、パワーのあるサウンドですが、当時のスペック満載なので、80年代のメタルでしっくりきますね。音の輪郭はしっかりとしていて、クリーントーンアルペジオもきれいです。ネックグリップはUSAであるため、日本製デカロゴやIbanezのRGよりも太めです。日本製デカロゴJacksonは好んで複数本所有していますが、ネック強度とチューニング安定性は明らかに上です。
コントロールは各ピックアップのON-OFFスイッチのため、ギターソロをフロントPUもしくはフロントとセンターのハーフトーンで弾き、バッキングはリアPUのみで使用したいときに瞬時に切替できないのが、私にとっては唯一、使い勝手の悪いところです。そのため、配線のみ弄っており、リアPUのスイッチをONすると他のPUをキャンセルできるようにしています。トム・アンダーソンのスイッチルーのような感じです。リアONスイッチを増設すれば、全て解決ですが、ボディの加工は勿体なくて避けました。
一生モノとしてこれからも大事にメインとして弾いていきたいです。
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日本には各色1本のみの5本なんでしょ?それが60%offだなんて、奇跡というか天変地異やん。てか反則やん。凄いなあ、ジャクソンのビデオを見ても、可能な限りの気合を込めたブランド最高峰ギターであることが伝わってきますよね。てか、ケースと付属品だけ見ても本気ってのが一瞬で伝わるやつ。これ以上のソロイストはないじゃろという究極の一本、まごうことなきお宝…お見事なお手前です。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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