【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ウォーターキー」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第41回のお題は「ウォーターキー」です。

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トランペット、トロンボーン、サックスなど、多くの金管楽器の管に装備されているパーツ。これを開閉することで、吹奏により管内にたまった水分を抜くことができる。つば抜きとも呼ばれる。

ウォーターキーは大別して2つのタイプに分かれる。1つは、管に空いた穴をコルクやゴムでふさぐタイプのもの。フタとなるコルク・ゴムはバネのついたパーツに装着されており、これを動かすことでウォーターキーを開閉して、管内の水分を抜く。

もう1つは、アマドウォーターキーとよばれるタイプ。キーに付いているボタンを押すことで管内の水が抜けるようになっている。

ウォーターキーは、管内の水抜きが主な役割だが、タイプの違いや、コルクにするかゴムにするか、また、どの程度の圧力で穴をふさぐかなどにより、楽器の音にも影響を及ぼすと言われている。

文:竹内伸一



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