全英アルバム・チャート、レックス・オレンジ・カウンティが初の1位

今週の全英アルバム・チャートは、英国人のシンガー・ソングライター、レックス・オレンジ・カウンティのニュー・アルバム『WHO CARES?』が初登場で1位に輝いた。これまでは前作『Pony』（2019年）の5位が最高位で、彼にとって初の全英No.1アルバムとなった。

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今週はトップ3が新作で占められ、2位にゴーストの約4年ぶりの新作、通算5枚目のスタジオ・アルバム『IMPERA』が、3位にブライアン・アダムスの15枚目のスタジオ・アルバム『So Happy It Hurts』が初登場した。ゴーストはこの新作で、本国スウェーデンにて4作連続の1位を獲得。英国でも最高位をマークした。

今週は新作ラッシュで、さらに5作、計8作がトップ10入りし、順位が大きく入れ替わった。UKのカントリー・デュオThe Shiresの5枚目のスタジオ・アルバム『10 Year Plan』が5位、アメリカのラッパー、リル・ダークの新作『7220』が6位、スコットランド出身のロック・バンド、フランツ・フェルディナンドのベスト盤『Hits To The Head』が7位、オーディション番組『The X Factor』（2012年）に出場しブレイクした英国人のシンガー・ソングライター、エラ・ヘンダーソンのセカンド『Everything I Didn’t Say』が8位、リバプール出身のオルタナティヴ・ロック・バンドThe Mysterinesのデビュー作『Reeling』が9位にチャート・インした。



シングル・チャートは、先週と変わらず、英国人のラッパー、デイヴの「Starlight」が1位をキープ。2位にアシャンティをフィーチャーしたマンチェスター出身のラッパーAitchの「Baby」が初登場し、Fireboy DMLとエド・シーランのコラボ「Peru」が2位から3位に後退した。

今週新たにトップ10入りしたのはAitchほか2曲あり、俳優としても活躍するアメリカ人のシンガー、ダヴ・キャメロンの「Boyfriend」が先週の14位から上昇し9位に、ロンドン出身のシンガーCat Burnsの「Go」が9ランク・アップし10位につけた。





Ako Suzuki