全英アルバム・チャート、J・ハスの新作が初登場1位
今週のUKアルバム・チャートは、ロンドン出身のラッパー、J・ハスのサード・アルバム『Beautiful And Brutal Yard』が初登場で1位を獲得した。前作『Big Conspiracy』(2020年)に次ぐ2作目の全英NO.1アルバムとなった。
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先週トップだったテイラー・スウィフトの『Speak Now (Taylor's Version)』は2位に後退。ザ・ウィークエンドのベスト盤『The Highlights』が4位から3位へ再浮上した。2021年2月にリリースされた『The Highlights』は最高2位で1位は獲得していないものの、73週間、トップ10入りするロングヒットを続けている。
今週新たに10位圏内に初登場したアルバムは計2作あり、1位のJ・ハスほか、リタ・オラの約5年ぶり、通算3枚目のスタジオ・アルバム『You & I』が6位につけた。
シングル・チャートは、UKのラッパー2人、デイヴとCentral Ceeのコラボ「Sprinter」が7週間連続となる1位を獲得し、2位も先週と変わらず、オリヴィア・ロドリゴの「vampire」がキープした。
3位には、ラトーをフィーチャーしたBTSのメンバー、JUNG KOOKの初のソロ・シングル「Seven」が初登場。全英シングル・チャート史上、K-POPのソロ・アーティストによる初登場最高位をマークした。K-POPの作品では、2012年にPSYの「Gangnam Style」が全英1位を獲得しているが、同曲が初めてチャート・インしたときは61位だった。
今週はこのほか、アメリカのラッパー、ガンナの「fukumean」(7位)、映画『バービー』でフィーチャーされているビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」(10位)が新たにトップ10入りしている。
Ako Suzuki
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