ポーキュパイン・ツリー、12年ぶりのツアー開催と新曲を発表

photo by Alex Lake

英国のプログレッシブ・ロック・バンド、ポーキュパイン・ツリーが、この秋、世界ツアーを開催する。彼らのライヴは、2009年にリリースした10枚目のスタジオ・アルバム『The Incident』をプロモートし、2009～2010年に開催した＜The Incident＞ツアー以来12年ぶりとなる。

◆ポーキュパイン・ツリー動画、画像

新ツアーは9月10日にカナダ・トロントで開幕し、10月初めまで北米、南米でパフォーマンス後、10月21日～11月11日までヨーロッパを周る。

ポーキュパイン・ツリーは6月に約13年ぶりの新作、通算11枚目となるスタジオ・アルバム『Closure/Continuation』を発表予定。「Harridan」「Of The New Day」「Rats Return」「Dignity」「Herd Culling」「Walk The Plank」「Chimera’s Wreck」の7曲が収録される。昨年11月にプレミアされたリード・シングル「Harridan」に次ぐ2ndシングル「Of The New Day」が今週リリースされた。再生と暗闇からの脱出がテーマの曲だという。






フロントマンのスティーヴン・ウィルソンは、ポーキュパイン・ツリーの活動休止中に5枚のソロ・アルバムを発表し、昨年、ポーキュパイン・ツリーの新作について問われた際には「僕はいつも、 “君らが僕に〇〇するよう期待していないとき、僕は多分、それに取り掛かる”って言ってるんだ。僕はポーキュパイン・ツリーがいつかアルバムを制作しているところを想像できる。いつかはわからない。多分、みんなが全く期待していないときにやるだろう」と答えていた。

Ako Suzuki