【俺の楽器・私の愛機】662「あの頃の気持ちを思い出させてくれる一本」

【EDWARDS Les Paul Custom（初期型）】（大阪府　Hi-WAT　47歳）


高校1年生の時に貯金をはたいて手に入れたギターです。
　　　
別ブランドのお目当てギターを購入する為に訪れた楽器店で店員さんの激推しを受けて購入しました。今から30年以上前の当時、EDWARDSは今よりも認知度が低かったブランドでした。店員さん曰く「数か月前にEDWARDSが初めて出したLes Paul Customモデル」とのこと。ボディは現行モデルではほとんど見ないオールマホガニーです。

演奏スキルの低い当時の私でも他のLes Paulと明らかに違う個性を感じ、ローコードを奏でた時のふくよかな中 ・低域の響きに魅かれて購入しました。

その後、現在に至るまで複数本のギターを所有していますが、定期的に弾きたくなる一本です。当時の保証書も紛失し、ノンシリアルの初期型である為、今となってはモデル名もわかりませんが年齢を重ねた私のプレイスタイルの変化にあわせてこのギターも一緒に変化してきました。ピックアップはオリジナル→ダンカン→EMG81、ピックガード・コントロールノブ・シールドジャックの交換、ビグスビー等々・・。

少しずつ30年かけて今の形になりました。これからも変化していくかもしれませんが。スタンダードに近いルックスのLes Paul Customですがこのギターにしか出せない音があります。なにより、がむしゃらな当時のロックが弾きたくなる1本です。


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オールマホってことはフレットレスワンダー期を思わせる作りなのかもしれませんが、写真で見る限りフレットも低いタイプではないので、演奏性という意味では現代的なスペックをもたせたコピーモデルだったんでしょうね。カスタムタイプで白パーツにEMGとビグスビーという組み合わせ自体をあまり見ないので、一瞥してすでに個性的。108というのは、Hi-WATさんにとってラッキーナンバーなのかな。（JMN統括編集長 烏丸）


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