プリティ・メイズのロニー・アトキンス「ヘヴィ・スモーカーと酒の組み合わせは命取り」

ポスト

ステージ4の肺癌と闘病中のプリティ・メイズのロニー・アトキンス(Vo)が、癌と診断されたときのことについて、『The Bay Ragni Show』のインタビューで語った。彼は、癌だと言われても驚きはしなかったという。

◆ロニー・アトキンス画像、動画

「俺の母親が同じ病気だった。それで死んだんだ。俺が22の時で、母親は57だった。だから(痛みは酷くなかったが)病院へ行ったんだ」「俺はそのときまでに40年か、35年、タバコを吸い続けていた。いまは止めたがな。でも、俺は長年、ヘヴィ・スモーカーだった。それに、酒だ。この2つの組み合わせは命取りになる。でも、俺はロックンロールな人生を送ってきた。後悔はない。素晴らしい人生だったからね。楽しい経験をしてきた。それが、(ソロ・アルバムの)曲のいくつかに反映されている。俺らは健康でいい状態のときは、何に対しても当然のことだと思いがちだ。死について考えない。俺は、癌と診断されたとき、驚きはしなかった。でも、いくらかパニック発作はあったよ。対処するのに時間がかかった。でも、音楽がその助けになった」

アトキンスは癌と診断されてから、初のソロ・アルバム『One Shot』を制作し、2021年3月にリリース。その後すぐ2作目『Make It Count』に取り掛かった。ファーストの制作時には身体が弱っていたが、タバコを止め、治療に取り組み、トレーニングを行うなど、自分にできることは全てやり、新作に挑んだという。

『Make It Count』は3月18日にリリースされる。

やりたいことはまだいっぱいあり、崇高なる力や化学療法などが彼にあと数年与えてくれることを願っているという。


Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報