プリティ・メイズのロニー・アトキンス、癌闘病中2作目となるソロ・アルバムを発表
昨年10月、癌が再発しステージ4だと診断されたと公表したプリティ・メイズのフロントマン、ロニー・アトキンスが、2022年3月に新たなソロ・アルバム『Make It Count』をリリースする。
◆ロニー・アトキンス画像
アトキンスは診断後、「僕の前には、2つの道が現れた! 隅っこにしゃがみ込み、自分を憐れむ(実際、しばらくそうしてたと思う)か、生きて、自分が得意とすることをやり続けようとするかだ。僕は後者を選んだ。家族や真の友たちからの素晴らしい支援を得て、僕は曲作りを続けると決めた」と、初となるソロ・アルバムの制作を開始。今年3月に『One Shot』を発表した。
彼は2作目については、こうコメントしている。「僕と僕の素晴らしいミュージシャン・チームは、『One Shot』と同じ手順を踏むことにした。なぜなら、僕はまだ時間との闘いだと感じているからだ」「『One Shot』をリリースしたとき、まだアイディアが残っており、今年の春から夏にかけて曲を作り続けた。レコーディングは4~10月にやったんだ」
『Make It Count』には、「I've Hurt Myself (By Hurting You)」「Unsung Heroes」「Rising Tide」「Remain To Remind Me」「The Tracks We Leave Behind」「All I Ask Of You」「Grace」「Let Love Lead The Way」「Blood Cries Out」「Easier To Leave (Than Being Left Behind)」「Fallen」「Make It Count」の12曲が収録され、今週、1stシングル「Unsung Heroes」のミュージック・ビデオが公開された。
アトキンスは最近、フランスの『Duke TV』のインタビューで「やりたいことがまだいくつもある。まだ生きたい。まだ与えたいものがいっぱいある。歌いたい音楽がいっぱいある。まだここにいたい」「1年半が経ち、僕はまだここにいる。1年半前、こうなっているかどうかなんて、わからなかった。アップ・ダウンがあったよ。でも、僕は病についてオープンでいることに決めたんだ。ソーシャル・メディアからたくさんの愛を受け取ってきた。ファンからだ。だから、少しでもお返ししたい」「診断結果は変わっていない。でも、気分はいい。一日一日を生きている」と、話していた。
Ako Suzuki
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