【インタビュー】西野公香、EVERY .LIVEを手がかりに目指す場所「導かれた先がナゴヤドームだったらいいな」

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──それでもバリエーション豊かな楽曲群ですよね。さらに<MUSIC STAR LIVE vol.1>で披露した5曲も、楽曲ごとにまったく違う表情を声で見せていたのが印象的でした。

西野公香:意識的に変えているのではなく、それが自分にはすごく自然なことなんです。歌っていると無意識のうちに、曲それぞれが持っている感情や色に入り込んでるんですよね。負けず嫌いな曲なら強気でいくし、ウエディングソングなら大事な人を思い浮かべるし……感情をこめると勝手に歌声が曲によって変わるんです。歌で気持ちを伝えることは、自分にとって何よりも大事だから。

──ターニングポイントを迎えてからの行動力は、同じように歌手の夢を持っていた10代のころとは別人のようです。

西野公香:“やる!”と決めたらすぐ行動に起こしてしまうタイプで、止まっていられなくなっちゃうんです。もし10代のうちに本気になっていたとしても、もしかしたらすぐやめちゃってたかもしれない。今までの人生があるからこそ、今本気でアーティストとして活動できているんだと思います。世間的には遅いスタートかもしれないけど、あのタイミングで歌手を志すことができて良かった……とは思うようにはしています(笑)。

──西野さんがどういう思いで歌手の道を切り開いてきたのかは、歌詞にしっかり表れていますものね。

西野公香:わたしの書く歌詞はほぼ“こんな状況のときに自分はこう思った”という実体験ですね。前を向くことが難しくなるほどつらくなったとき、助けてもらいたくてほかのアーティストさんの楽曲を聴くんです。大好きな曲を聴きながら、めっちゃ泣きながらドライブしたりして(笑)。悲しみに浸るだけ浸って泣くだけ泣いて、“いろいろあるけどやるしかないか”と思えるようになるのは、音楽があったから。だから自分と同じような状況になった人たちを、自分の曲でちょっとでも背中を押せたらな……と思うんです。


■<MUSIC STAR LIVE vol.1>からさらなるステップへ
■「行きつく場所、導かれた先がナゴヤドームだったらいいな」


──ライバー活動はいつごろからお始めになられたのでしょう?

西野公香:3、4年前からちょこちょこ始めて、本腰を入れ始めたのは2020年5月、コロナ禍に入ってからです。そしたらライバーとしての収入が比較的安定するようになって、そのぶん音楽やインプットの時間を取れたり、新しいことを始められるようにもなりました。その時間はリスナーさんからいただいているものだから、本当にありがたいなと思っています。

──EVERY .LIVEがローンチして2022年1月で1年を迎えました。過去に複数の配信アプリでも活動していた西野さんが思う、EVERY .LIVEならではの魅力とは?

西野公香:プライズがめっちゃ豪華!(笑) まさに<MUSIC STAR LIVE vol.1>がそうで、絶対にゲットしたい!と思うプライズばっかりなんです。だから頑張りたいし、頑張れるんですよね。スタッフさんもみんな優しくて、一生懸命さが伝わってくるんです。そういう人情味に触れると、さらにここで頑張りたいなという気持ちが強くなりますね。あとキャラクターもかわいい! いつか日曜朝8時にアニメ化してほしいです(笑)。

──頻繁にライブ配信をするのは、ずっとアウトプットをし続けることだとも思いますが、負荷は掛かりますか?

西野公香:毎回話題集めに必死です(笑)。話題がないなと思ったら歌に逃げてます(笑)。でもアウトプットだけではなくて、リスナーのみなさんに“今日はどんな1日だった?”とか“今日は何を食べた?”みたいに質問することも多いですね。たくさんの人に観ていただけて、コメントがたくさん届くと、みんなと一緒にしゃべってるんだなと実感できるし、その瞬間がいちばん楽しいんです。

──<MUSIC STAR LIVE vol.1>では“ナゴヤドームでライヴをやるのが夢”とおっしゃっていましたが、現在はその夢の途中ということでしょうか。

西野公香:地元には上京に反対していた親や応援してくれたたくさんの友達がいて。歌手になる!と言って東京に出てきた以上は、名古屋に帰ったときには地元のドームで歌う姿を観てもらいたいんです。それがみんなへの恩返しにもなると思っているので、わたしにとっての最大の目標ですね。今の活動の先の行きつく場所、導かれた先がナゴヤドームだったらいいなと思います。今集中するべきことは、次のステップにいくための準備だと思ってますね。

──と言いますと?

西野公香:まずは2019年にリリースした『BRAND NEW WORLD』と2021年にリリースした『Ring』、この2枚のミニアルバムを売り切りたくて。これを売り切るということは、この先の西野公香の音楽を届けられる人が増えたということだとも思うんです。そしたら次に出す新作はこれまで以上に受け入れていただけるし、すがすがしい気持ちで新しい制作に踏み出せる気がしているんですよね。あとはなにより、今わたしのことを支えてくださっているみなさんに恩返しがしたい。みなさんともっと仲良くなれる2022年にしたいです。

取材・文◎沖さやこ
撮影◎TOYO

◆<MUSIC STAR LIVE>ライブレポート

■EVERY .LIVEとは

今必要なこと
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みんなにいいことを考えます。

EVERY .LIVEは全てをEVERYONEで考えます。
みんなを中心に今必要なことこれからも楽しく過ごせる日常のために
ライブ配信で出来る全てのアクションをみんなのために考えて行きます。
「みんなにいいこと= Good for Everyone」
EVERY .LIVEのビジョンです。

■ダウンロード
アプリ名 :EVERY .LIVE(エブリィライブ)ー ライブ配信アプリ
アプリ本体:無料
※一部有料アイテムがあります。
対応端末 : iPhone/Android版
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