【ライヴレポート】KIRITO、50歳節目の誕生日にソロ本格始動公演開催+3曲連続配信と全国ツアー発表「また新しい約束を」

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KIRITOの誕生日当日である2月24日、LINE CUBE SHIBUYAにてアコースティックライブ<KIRITO Acoustic live 22’「THE NIGHT BEFORE AWAKENING」>が行われた。同公演は1月15日および16日に国立代々木競技場第二体育館でAngeloの無期限活動休止前ラストライブを終え、1月19日のソロ名義での本格始動発表以降、初のステージとなるものだ。

◆KIRITO 画像

KIRITOの生誕を祝う公演は、過去10年にわたりAngeloで毎年行われてきた恒例行事だ。名義は異なれど11年目となる2022年も無事に開催できたことは、何より喜ばしい。また、今年はKIRITOの始動と、自身50歳という節目も重なり、より大きな意味合いを持つものとなった。


サポートメンバーにJOHN(AG)、Allen(Dr)を迎え、トリオ編成で行われた同公演は、KIRITOが描いてきた物語は今も続いているのだということを示すようにAngeloの楽曲「SIGHT」で幕を開け、様々な場面を経ながらラストナンバー「TEAR」に至るまで、あらゆる時代に生み出された全20曲が披露された。音数を減らしたシンプルなスタイルゆえ、より歌が際立つと同時に楽曲の良さ、すなわちメロディーメーカーとしてのKIRITOの才能をも再認識させられたステージだ。メッセージ性においても、各曲アプローチの違いはあれど、その全ての根本にあるのはポジティヴな力強さ。これはKIRITOという人間の生き方が映し出された結果に違いない。

また、先述の通り、様々な面で大切な日であることから、KIRITOが真剣な面持ちで、その胸中を語る場面も多く見られた。1月のAngeloのライブについて「最高のライブができた。メンバーにも心から“ありがとう”と言えたし、一人ひとりとハグをして、“これからも仲間だから”と言えました」と述べ、「僕は波乱万丈な道を自ら選んでいるんですね。楽な道で安定するより、何歳になっても挑戦して新しい道を切り開く。その先にまた未来があるから」という彼らしい発言も。さらに、一昨年他界した父親について触れ、とことん貫くと約束したこと、過去にKIRITOから父親にプレゼントした腕時計を、今このステージで着けていることを告白した。

「僕の父親を少しだけ想像して聴いてください」と「ティアドロップ」をここで披露したほか、本編終盤には「彼ら(Angeloメンバー)の道が険しくても光り輝くものになってほしいと、心から願っています」とAngeloの「PRAY」を奏でたように、KIRITOが発する言葉は楽曲とリンクしていた。つまり彼が綴る歌詞はリアル。だからこそ聴く者の胸を打つのだ。


<覚醒前夜>と冠されたこの日、「また新しい約束。50歳からのKIRITOは信じられないことを成し遂げていくから。ガンガン攻めていくので、これからもよろしく」という言葉もあった通り、3曲連続配信リリースの決定と、全国ツアー<KIRITO Tour 2022「THE EMERGENCE OF ANTIMATTER」>の開催が発表された。曰く、「これから新しいKIRITOとしての攻撃が始まります」とのことだ。また、「体が動く限り歌い続ける」という嬉しい宣言も、彼ならばきっとそうに違いないと思わせてくれるのがKIRITOだ。ソロアーティストKIRITOの新たな門出を祝福する一夜となった。

■<KIRITO Acoustic live 22’「THE NIGHT BEFORE AWAKENING」>2022.2.24@LINE CUBE SHIBUYAセットリスト

01. SIGHT
02. Enter the NEOPHASE
03. 春の風
04. METHOD
05. 砂丘
06. Cherry trees
07. 再生の朝
08. 逆光
09. ホログラム
10. 光の記憶
11. CRUELWORLD
12. ティアドロップ
13. Voice of the cradle
14. BIRTHDAY
15. PRAY
16. Beginning
17. EXIT
encore
en1.壊れていくこの世界で
en2.PERIOD
en3.TEAR

■3曲連続配信リリース

▼第1弾配信「ANTI-MATTER」
3月23日(水)0時〜 リリース
▼第2弾配信「INTO THE MIRROR」
4月6日(水)リリース
▼第3弾配信「RAID」
4月20日(水)リリース
※詳細は後日改めて

■<KIRITO Tour 2022「THE EMERGENCE OF ANTIMATTER」>

4月30日(土) Spotify O-EAST
open17:15 / start18:00
5月01日(日) Spotify O-EAST
open16:15 / start17:00
5月04日(水・祝) YOKOHAMA Bay Hall
open17:15 / start18:00
5月05日(木・祝) YOKOHAMA Bay Hall
open16:15 / start17:00
5月08日(日) CLUB CITTA'川埼
open17:15 / start18:00
5月12日(木) 仙台Rensa
open18:00 / start18:30
5月14日(土) 札幌PENNY LANE 24
open17:00 / start17:30
5月21日(土) 名古屋Electric Lady Land
open17:30 / start18:00
5月22日(日) umeda TRAD
open17:00 / start18:00
5月29日(日) 福岡DRUM LOGOS
open16:15 / start17:00
6月05日(日) EX THEATER ROPPONGI
open17:15 / start18:00
▼サポートメンバー
G.海(vistlip)、G.JOHN、B.Chiyu、Dr.Allen
▼チケット
・9,300円(ドリンク代別・税込)
・ファンクラブ先行料金:8,800円(ドリンク代別・税込)
※全席指定
※5/14 札幌PENNY LANE 24、5/21名古屋Electric Lady Land、5/22 umeda TRADに関しては整理番号スタンディング公演
【ファンクラブ先行受付】
受付期間:2月24日(木)21:00~3月6日(日) 23:59
※制限枚数:お一人様1公演につき2枚まで ※同行者は非会員可
※3歳以上有料/別途手数料あり
https://kiritoweb.com/info/live/715/

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