ミック・フリートウッド、音楽ドラマを制作
フリートウッド・マックの創設メンバーの1人、ミック・フリートウッドが、余命わずかのミュージシャンの最期の日々を描くドラマを制作する。フリートウッドはエグゼクティブ・プロデューサーを務め、クリエイティブ・アイディアと音楽も提供するという。
◆フリートウッド・マック画像
『Variety』によると、このドラマ『13 Songs』は、かつてアメリカの“時代の声”だったロック・レジェンド、ジャスパー・ジョーンズが、余命数ヶ月の末期がんだと診断されたことで、ファンへの最後のラブレターとして、彼のバンドThe Griftと再会し、13の曲を制作するという物語だそう。映画『50/50 フィフティ・フィフティ』のウィル・ライザーがJonathan Princeと脚本を執筆し、『50/50 フィフティ・フィフティ』『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』などを手掛けてきたジョナサン・レヴィンが監督、Fox EntertainmentとLionsgateがプロデュースする。
ヒップホップ界のレジェンドの一家を描いたドラマ『Empire 成功の代償』が好評だったFoxは、この『13 Songs』ほか、カントリー・ミュージックをテーマとした音楽ドラマも制作しているという。
『13 Songs』のキャストはまだ公表されていない。
フリートウッド・マックは昨年、クリスティン・マクヴィーが、この先ツアーを行うとしても自身とジョン・マクヴィー、スティーヴィー・ニックスは参加しないかもしれないと話し波紋を呼んだが、ミック・フリートウッドは「僕らはファンに借りがある」ため、最後になるのであれば、“これでお別れだ”ときちんと告げてツアーをやるべきだと考えていると言及していた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ミック・フリートウッド「バンド活動は関係なく、スティーヴィーとリンジーには和解して欲しい」
ドリー・パートン、ポールとリンゴをフィーチャーした「Let It Be」のカヴァーを公開
クリスティン・マクヴィー、誕生日に未発表曲公開
2023年上半期、英国で最も売れたアルバムと曲のトップ10発表
クリスティン・マクヴィーを喪ったスティーヴィー・ニックス「テイラー・スウィフトの曲が助けに」
ピーター・フランプトン、ドリー・パートンのロック・アルバム参加は立候補
スティーヴィー・ニックス、公演でクリスティン・マクヴィーを追悼「彼女がまだいるってフリをしてる」
フリートウッド・マック「クリスティン・マクヴィーを喪い、終わったのだと思う」
ミック・フリートウッド、グラミー授賞式でクリスティン・マクヴィーを追悼