ジューダス・プリーストのリッチー・フォークナー、レコーディングできるまでに回復

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Photo by Justin Borucki

約3ヶ月前、大動脈瘤と大動脈解離を発症し、10時間以上におよぶ心臓切開手術を受けたジューダス・プリーストのギタリスト、リッチー・フォークナーが、早くも仕事を再開したようだ。今週、友人のバンドDemon Hunterの新作のためにギターのパートをレコーディングしたという。

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『Blabbermouth.net』によると、フォークナーは火曜日(12月14日)夜、米ナッシュビルの自宅内にある彼のスタジオでギター・ソロを演奏、レコーディングしたそうだ。Demon HunterはTwitterでその写真、Instagramではギター・サウンド入りの映像を公開している。ニュー・アルバム『EXILE』は2022年のリリースを予定しているという。





9月26日、フェスティバルでパフォーマンス直後倒れ、病院に急送されたフォークナーは、後に、「Louder Than Lifeフェスティバルの映像を見直すと、“Painkiller”のパフォーマンス中、自分が困惑し苦悶の表情を浮かべているのがわかる。大動脈が破裂し、胸腔に血が流れ出していたんだ……。医師いわく大動脈瘤と大動脈解離を発症したそうだ。外科医には、こうなったら、普通は病院到着までもたないと言われた」「全く違う結果になっていたかもしれない──あの夜、メタリカが僕らの後にプレイするから、僕らの演奏時間は1時間だけだった。もしフル・セットだったらって考えがよぎる。僕は完全崩壊するまでプレイしたのだろうか……? もし、あれほどアドレナリンで高揚している状態じゃなかったら、僕の身体は病院到着までもっただろうか……? この素晴らしいHeart & Lung Center(病院)は会場から4マイル(約6.5キロ)のところにあった──もし、もっと遠かったら……」

ジューダス・プリーストは1月終わりから開催するはずだったオジー・オズボーンとのヨーロッパ・ツアーが、まだパンデミックが収束しないことから延期されたため、ツアーは3月にアメリカで再開する予定。

Ako Suzuki
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