IK Multimedia、多彩な入力で高品質なストリーミング配信を実現「iRig Stream Pro」
IK Multimediaの“CREATOR”シリーズから多彩な入力を装備したストリーミング配信向けオーディオインターフェイス「iRig Stream Pro」が登場。11月発売のお手軽モデル「iRig Stream Solo」に続くCREATORシリーズ新製品は、XLRマイク入力を備え、配信環境をさらに高いレベルに引き上げてくれるアイテムだ。
IK Multimediaが2019年より展開するCREATORシリーズは、音楽愛好家だけでなくモバイルデバイスを活用して音声コンテンツやビデオを制作する人したり、配信を行うユーザーに最適なシリーズとして人気を集めている。中でもストリーミング用オーディオインターフェイス「iRig Stream」は世界中のストリーミング配信をするユーザーから多くの支持を集めた。先月発売開始となった手軽なストリーミングを実現する「iRig Stream Solo」に続き、今回リリースとなった「iRig Stream Pro」はベストセラー「iRig Stream」の拡張版となる仕様で登場した。
「iRig Stream Pro」は最高24ビット/96kHzに対応したデジタル接続の4イン/2アウトのストリーミング用オーディオインターフェイス。マイクやギターを接続するファンタム電源対応のXLR’標準フォーンのコンボ端子、ミキサーや外部再生装置を接続するRCAステレオライン端子、ヘッドホン/ヘッドセットを接続するTRRS端子を装備。さらにiRig Stream Proを接続したデバイスの再生信号をループバックさせることも可能。プロクオリティのストリーミングに必要なすべてが手のひらサイズに収まっている。
Lightning、USB-A、USB-Cケーブルが同梱されているので、最新のiPhone/iPadなどのiOSデバイス、やAndroidデバイス、Mac/Windowsコンピューターにアダプターなしで接続可能。iPhone、iPad接続時にファンタム電源を利用したい場合も、単三電池2本で約20時間(アルカリ電池、3.1 mAのファンタム電源使用時)の使用が可能だ。さらに別売の電源アダプター(iRig PSU 3A)を使えば、配信中にiPhone、iPadを充電することもできる。
ステレオモードとマルチチャンネルモードの2つの動作モードが用意されているのも注目。初期状態のステレオモードでは、XLR/標準フォーンコンボ入力とRCAステレオ入力、TRRS入力、ループバック信号がステレオにミックス。スマホで動作する配信アプリを仕様する場合に最適なモードだ。
一方のマルチチャンネルモードでは、XLR/標準フォーンコンボ入力、TRRS入力がそれぞれチャンネル3、4と独立した入力として使用可能。マルチチャンネルを認識するGrageBandや各種DAWなどを使用してチャンネルごとに別トラックに録音したい時に便利だ。
多くのオーディオ、ビデオ収録、配信アプリに対応しているほか、箱から出してすぐに楽しめるようiOS/Androidデバイスで動作するIK Multimediaのアプリ「iRig Recorder 3 LE」も用意。「iRig Recorder 3 LE」では、映像や音声の記録、編集、書き出し、共有することができる。
製品情報
価格:オープン(実勢価格 29,480円 税込)
発売日:2021年12月10日
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