【インタビュー】wyse、TAKUMAが語る波瀾と覚醒の2021年「心を合わせて未来へ」

■心を合わせながら
■また一緒にスタートしていこう

──では最後に、恒例の周年ライヴが2022年2月も開催されることが、ツアーファイナルが発表となりました。会場は昨年と同じく竹芝ニューピアホールですが、どんな内容になりそうでしょうか？

TAKUMA：さっきお話したように周年もファンの方との時間だと思うし、ひとりでも多くの方に“楽しい！”って思ってもらえたり、エネルギーになるようなライヴができたらというのがいちばんですね。

──演出面でもまた楽しませてくれそうですね。

TAKUMA：サーカスじゃないけど、その空間が華やかで楽しそうだから行きたいなって思ってもらえたら、という想いが根底にあるんです。2018年にTOKYO FM HALLで360度の円形ステージでライヴをしたことがあるじゃないですか。それがすごく楽しくて特別なものになったので、ニューピアホールで360度のステージを組んだら期待が膨れ上がるんじゃないかと思っています。今回も2daysやらせていただけるので、1日目に関してはファンの方のセレクトライヴと銘打ってやるつもりです。


──セレクトライヴとは？

TAKUMA：ファンの方に今のwyseの最強のセットリストを考えてもらいたいと思っています。ただ、そうなると曲順がネタバレしてしまうので、ライヴのタイトルになっている＜心合わせ＞のように選曲してもらったものを元に、曲の配置は心を合わせて僕らが決めさせてもらおうかなと。観てくれた方が“そう！そう！wyseの1曲目はこれだよね”とか“最後はこの曲だよね”って思うようなライヴを作れたら素敵だなって。

──新曲披露の予定も？

TAKUMA：そうですね。今回のツアーで新曲が増えたじゃないですか。だから、“これが今のwyseを活かす選曲だよね”って僕らをプロデュースする視点で選んでもらえたら、また違うwyseが見えるんじゃないかという期待もあります。2日目に関しては今度は僕らが、“ファンの方が望むのはこういうセットリストかな”って想像して、1日目と重ならないようにセレクトする内容になります。去年、ニューピアホールに初めて立って、安全で安心感がある素晴らしい会場だと確信したので、そこにまた立てる喜びも僕らにはあるんです。さまざまな事情で今までライヴに足を運べなかった人もチャンスだと思って来てくれたら嬉しいし、これまで来てくれた人が再び来てくれたら、なおさら嬉しい。初めての人も久しぶりの人も含めて、いろいろな人との再会の場になったらいいですね。2日間、テーマも色も違うし、360度のステージだし、心を合わせながら、また一緒にスタートしていこうというメッセージを伝えたい。絶対にいい日になると思うので、ぜひ見に来ていただきたいですね。

取材・文◎山本弘子




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