【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ブリッジ」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第24回のお題は「ブリッジ」です。

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ギターのボディに取り付けられた弦を固定するためのパーツ。弦の振動をボディに伝達する役割も担う。

アコースティック・ギターの場合は、ブリッジからボディにかけて貫通した穴が開けられており、そこに弦を通して、穴にブリッジピンと呼ばれるものを差し込む形で弦を固定する。なお、ナイロン弦を使用するクラシック・ギターなどでは、ブリッジにボディに対して水平方向に開けられた穴に弦を通して巻き付ける形で固定する形式が多い。

エレクトリック・ギターの場合は、メーカー、ブランドごとにブリッジの形状はさまざま。また、多くのブリッジには弦高を調整できる機能が搭載されている。なお、トレモロ・アームが装着できるブリッジなどもある。

なお、ベース・ギターの場合、エレクトリック・ベースはエレクトリック・ギターと同様のブリッジを持つが、各弦に対して1つの駒が対応していることが多い。ウッド・ベースの場合はブリッジではなく、テールピースと呼ばれるパーツで弦を固定する。

文:竹内伸一



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