ロブ・ハルフォード、リッチー・フォークナーの緊急手術に「いまも震え上がっている」

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Photo by Justin Borucki

ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードが、先月終わり、フェスティバル出演後に心臓の緊急手術を受けることになったギタリストのリッチー・フォークナーについて語った。幸い、フォークナーは一命を取り留めたが、ハルフォードは「いまも震え上がっている」という。

彼は『Consequence』のインタビューで、こう語った。「いい知らせは、彼は回復しつつある。ギターを手にし、プリーストの新しい音楽の制作に戻り、ツアー復帰の準備をすることが、彼のセラピーになるだろう。彼とは何度か話した。元気そうだ。ギターを手にしたって知らせを受けるのを待っている。もしかしたら、すでに手にしていて、医者に“ギターは置いて”って言われているかもしれない」

フォークナーはフェスティバルで、ラストの曲「Painkiller」をパフォーマンス中、身体の異変を感じたという。そのときの映像を見直したかと問われたハルフォードは、「まだ観られない。気持ちの上で、俺はまだ震え上がっている」と答えた。「(あの状態で)彼が最後までプレイし、楽屋へ行き着替えたなんて、スゴイことだ。救急医療士が病院へ行く必要があるって言ったときでさえ、彼は“ああ、戻って来るよ。数日、家に帰るけど、デンバーで会おう”って言い、部屋を出て行った。それから1時間も経たず、彼は10時間にも及ぶ心臓の手術を受けていたんだ。信じられない」

フォークナーは大動脈瘤と大動脈解離を発症し、10時間以上におよぶ緊急手術を受けた。現在、ナッシュビルにある自宅で療養中だという。



Ako Suzuki
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