【俺の楽器・私の愛機】485「ずっとそのまま残しておきたい」
【SeventySevenGuitars ALBATROSS-STD III-H】(愛知県 カシママサキ 26歳)
今から6年ほど前に手に入れた国産ギターです。
その頃の自分はギターに限らず、買ってきた機械をその日のうちに分解改造&シールを隙間なく貼るという悪癖が染み付いており、すでに持っていたテレキャスターは改造に次ぐ改造で突飛なサウンドしか出ないものになっていました。(現在はジャガーのサウンドが出るように先月再改造しました。まるで懲りていない。)
そんなときに何故かパット・メセニーやウェス・モンゴメリーをはじめとするジャズギタリストに憧れるという事態が発生。You Tubeで過去のライブ映像をのめり込むようにして見ていましたが、とうとう同じサウンドの出るギターがほしいと思い始めるようになり、人生2本目のギターを探し始めるのでした。
絶対条件はホロウ構造のハムバッカー。ただフルアコやES-335サイズは、ただでさえ狭いのにギターの部品やゴミでとっちらかった当時の僕の自室に置けるスペースはない。そんなときに僕のハートをがっちり掴んだのがこのギターでした。
このギターはディバイザーさんが展開している「SeventySevenGuitars」というブランドのギターです。
このギターを気に入っている点は4つあり、(1)取り回しの良さ(2)音の良さ(3)メンテナンス性の良さ(4)見た目の良さです。
(1)取り回しの良さはセミアコながらも一般的なソリッドギターサイズで超軽量(2.7Kg)な点です。あとこのギター、コントロール部が珍しい配置をしていますが、これがとても操作しやすい。今は完全な休日ギタリストと化してしまいましたが、弾くために引っ張り出すのが億劫にならないという点はとてもありがたいです。
(2)音の良さですがサウンドは暖かくふくよかで、特にフロントの音は時間を忘れて引き続けていられるのがとても気に入っています。この音はどうも構造にあるそうなんですが、解説はディバイザーさんのHPが詳しいのでぜひ。
(3)メンテナンス性の良さですがこのギターは背面にカバーがあり、そこを開けるとコントロール部に直接アクセスできます。通常のセミアコなんかはFホールから配線のやり取りを行うため、メンテナンスがやりづらいというデメリットがあるんですが、このギターはそんな心配が無いため、ギターのメンテナンスは自分でやったほうが早い僕にとってこの点はこのギターを非常に気に入る一端になっています。
(4)木目がいい。以上。
未だに改造キッズの悪癖が抜けていない僕ですが、このギターだけは上記の(1)~(4)の理由から今まで無改造を保ち続けております。このままおじいちゃんと呼ばれる歳になっても、オリジナルの状態をいつまでも保っていたいと思います。
◆ ◆ ◆
ダブルカッタウェイのレスポールをセミアコ化しちゃうという時点で、もうステキステキビームが出てますよね。2.7Kgという魅惑の軽さも見逃せないポイント。写真を見て話を聞いているだけで、全国どれだけの人が欲しくなっちゃっていることでしょう。コイルタップしてもスゴイいい音がしそうな余裕の佇まい。やっぱ欲しい。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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