アイアン・メイデン「俺らが唯一やらない音楽ジャンルがあるとしたら…」

ポスト

アイアン・メイデンのエイドリアン・スミス(G)は、最新アルバム『Senjutsu』からの1stシングル「The Writing On The Wall」にはフォーク/カントリーのフィーリングがあると考えているそうだ。バンドにとって新しい試みだったという。

とは言え、この先、彼らが新しい要素を取り入れる可能性があるとしても、スミスいわく、絶対にやらないであろうジャンルが1つあるらしい。

ブルース・ディッキンソンと同曲を共作したスミスは、オーストラリアのTriple Mラジオのインタビューでこう話した。「“The Writing On The Wall”には、フォーク/カントリーのようなフィーリングがある。俺ら、これまで、そんなことやったことなかった。驚いた人もいるだろう」「俺にとっては、英国の民謡って感じだな。昔の英国の民謡を聴いてみな。多分、アメリカでは何百年も前に伝承され、ケイジャン、ブルースなんかと混ざり、アメリカン・カントリー・ミュージックって呼ばれるものになった。そのルーツを踏まえれば、俺はフォーキーだなって思う」

そして、「フォーキーだ。ファンキーじゃない。アイアン・メイデンが決してやらないものが1つあるとしたら、それはファンクだ」と続けた。「俺個人はファンクが大好きだが、俺らがやることはないと思う。スティーヴ(・ハリス)がベースを叩いてるとこなんて想像できない……。ニコ(・マクブレイン)は素晴らしいファンク・ドラマーだけどね。彼は何でもできるから」

アイアン・メイデンの17枚目のスタジオ・アルバム『Senjutsu』は今週、全英で2位、全米で3位に初登場した。アメリカにおいては最高位だった。これまで、英国では5作が1位を獲得しているが、アメリカでは前々作『The Final Frontier』(2010年)と前作『The Book Of Souls』(2015年)の4位が最高だった。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報