【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ビーター」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第9回のお題は「ビーター」です。
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ドラム・セットでバスドラムを足で演奏するときに、バスドラムの打面を叩くパーツ。通常はフットペダル(キックペダル)に装着して使われる。
軸(シャフト)にヘッドがついた構造で、ヘッド部分はフェルト製のものが多いが、木製、プラスティック製、ラバー製などもあり、それぞれに特徴的なサウンドを生み出す。また、表面はフェルト、裏面はプラスティックといった2ウェイタイプなどのバリエーションもある。形状は円錐形のものが多いが、俵型やサイコロ型など、こちらもバリエーションが豊富で、それぞれに特徴のある音色を生み出す。
固定する位置を変えることでシャフトの長さを調整し、さらには角度を変えることで演奏感と、音色、音量を変えることができる。
文:竹内伸一
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