【俺の楽器・私の愛機】376「高校生の時貯めに貯めたバイト代で買ったギター」

【Gibson Les Paul Standard】（神奈川県横浜市　中年ギターキッズ　アラフォー）


高校生の時、はじめて買った入門用ギターを使い倒し新しいギターが欲しくて何を買おうかと思っていた際に楽器屋で見て一目惚れ。どうしても欲しくって、バイト代を貯め楽器屋に在庫確認の為に通う日々。やっとこさの思いで手にいれた一品。シリアルから97年製造モデル。

当時ヌーノに憧れ、あのジャキジャキの音を出したく自分でピックアップ改造、なけなしのお金をつぎ込みフロントSeymour Duncan、リアBill Lawrenceに変更、バキバキの音になってもはやレスポールじゃなくていいんじゃねーの？って周りから言われたもんだが一切の後悔なし。

これからも多分ずっとこのままで行く予定。

娘がギターに興味あるらしく、このギター使わせてくれといわれたら譲ろうかなぁ。ずーっと大事に何十年も使ってくれるなら……。

でも弾くとウン十年前のあの頃を思い出させてくれる自分にとっては宝物。




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手に入れるまでの苦労が大きければ大きいほど、その思いは強くなりますよね。自分の経験が物事への価値を大きく左右する証なのかな。だから個性が出てくるし、その人のアイデンティティが形成され、自分にとって正しい判断ができるようにもなる。「若い頃の苦労は買ってでもしろ」ってこういうことなんだと思います。（JMN統括編集長 烏丸）


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