KK’sプリースト「ジューダス・プリースト側から法的手段に出ると脅された」

ポスト

K.K.ダウニングは、新たに結成したバンドをKK’sプリーストと名づけたことで、ジューダス・プリーストの弁護士から法的手段に出るとの手紙を受け取ったという。

ダウニングは『Rock Hard Greece』のインタビューで、自分にはプリーストと名乗る権利があると話し、それに対するジューダス・プリースト側の反応について明かした。「多くのファンは、俺が1968年からプリーストだってことを理解してくれると思う。俺はずっとプリーストでいたかった。俺らは若いときのブルースに始まり、プログレッシヴ・ブルース、ロック、ハード・ロック、ヘヴィ・メタルへと進んできた。俺はその旅をしてきた。だから、俺はプリーストであり続ける権利が自分にはあると信じている。だって、プリーストは……、俺が会ったことない連中もいるが、いまでも俺が作った曲をプレイしているじゃないか。それはいいけどさ。でも、彼らがプリーストでいる権利があるなら、俺にだってある」

しかしダウニングによると、ジューダス・プリーストや彼のマネージメントは、少なくとも最初は、バンド名にプリーストが入ることに難色を示したという。「彼らの弁護士は、俺がKK’sプリーストで行くなら法的手段に出ると脅す手紙を俺のレコード会社へ送ってきた。でも、今のところ何も起きてない。彼らは威嚇したが、それを進めるのは止めると決めたんだろう。でも、彼らは俺があのバンドを結成するのを止めさせようと、そうやって脅してきた」

現時点、ジューダス・プリーストからこの件についてコメントはなされていない。

KK’sプリーストは、8月20日にファースト・アルバム『Sermons Of The Sinner』を発表する。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報