KK’sプリースト、デビュー・アルバムのタイトル・ソングMV公開
K.K.ダウニング率いる新バンド、KK’sプリーストが、8月に発表するデビュー・アルバム『Sermons Of The Sinner』からタイトル・ソングのミュージック・ビデオを公開した。
◆KK’sプリースト画像、動画
ファースト・アルバムには「Incarnation」「Hellfire Thunderbolt」「Sermons Of The Sinner」「Sacerdote y Diablo」「Raise Your Fists」「Brothers Of The Road」「Metal Through And Through」「Wild And Free」「Hail For The Priest」「Return Of The Sentinel」の10曲を収録し、先月、ファースト・シングル「Hellfire Thunderbolt」がリリースされた。
タイトル・ソングの「Sermons Of The Sinner」は6分近い壮大な曲となっている。ダウニングは「この曲とビデオで、俺らは、クラシック・ロックとメタルの忠実なファンへ感謝の意を表しているだけでなく、このジャンルの将来に対するちょっとした警告も発している」とコメントしている。彼らの作品が、人々に楽器を手にしてみようとインスピレーションを与え、ロック・ミュージックが生き続けることを期待しているという。
ヴォーカリストのティム“リッパー”オーウェンズは最近、アルバムには「Hellfire Thunderbolt」のようなアグレッシヴな曲もあれば、クラシックなメタル・サウンド、シングアロングしたくなるもの、壮大な曲など「いろんなものがある」と話していた。また、ジューダス・プリーストのサウンドに似ているとの批判には「K.K.ダウニングは70年代からジューダス・プリーストの曲を作っていた。彼はジューダス・プリーストの曲しか作ってこなかった。だから、K.K.ダウニングっぽいとも言えるんじゃないか? 彼がぶれず、一からやり直そうとしなかったのを、俺は素晴らしいと思う」と反論していた。
Ako Suzuki