【俺の楽器・私の愛機】257「国産ギターを愛でる会」

【YAMAHA　SG1000】（岐阜県　ギターは見るだけ　58歳）


思い起こせば昭和53年高1の正月、貯めたお年玉を持って近所の楽器屋さんに。日本の楽器といえばYAMAHA、エレキギターといえば(メープル)ラウンドトップでチェリーサンバースト、と心に決めてSGを買いに。予算の都合でSG700を。5年後、行きつけの楽器店(スタジオ)に預けておいたら夜逃げされSGも行方不明に。自作のトランスミッター内蔵でお気に入りだったのですが､､､

時は巡って平成最後の冬、経緯を知ってる先輩からSGいるか?とお声がけが。その日のうちに1万円で譲渡してもらい今に至ります。青春復活。しかも夢のSG1000。国産ビンテージとかで価格高騰の折、ブリッジのロックナットが1個無いからと格安で譲って頂きました。

磨いて拭いて眺めて。40代の頃に左手の指2本骨折してからマトモにギターは弾けませんが、SG1000眺めているだけで(時々抱きますが)幸せです。(Aria pro2も先輩からのプレゼントです)


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いい先輩ですね。SG700を失ったショックは大きかったでしょうし腹立たしい思いで仕方なかったことでしょうが、その後先輩から受け取ったエピソードには、そのショックを穴埋めしてもなお余りある心の豊かさと暖かさに包まれています。人の縁もモノとの出会いも、その人の正しき心が手繰り寄せていくものでしょうから、2本のギターが写ったこの写真にも、「ギターは見るだけ」さんの実直さが宿っているように感じます。（JMN統括編集長 烏丸）


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