【俺の楽器・私の愛機】208「日本には（多分）これ1台のみの「Mr. Fastfinger」モデル。」

【Ben Reuters　モデル：Qian】（仙台市　こじろう　48歳）


むかしむかし、「Guitar Shred Show」なるWebサイトがありました。Gifアニメの、若干スティーヴ・ヴァイっぽいギタリストが、こちらが押したキーボードのボタンに応じて色々なハイテクフレーズを弾いてくれる、というものでした。そのギタリストの名が「Mr. Fastfinger」氏。このギターは、彼のモデルになります。

ドイツのギター職人、Ben Reuter氏がこのギターを制作していることを知り、コンタクトを取って色々お聞きしたところ、すごく欲しくなってしまったので、そのままオーダーしました。
基本的仕様はそのままで、ネックのみ少し好みを反映してもらっています。シンプルな作りで取り回しがしやすいのが自慢です。トーンポッドは６ポジションのスイッチになっています。リアピックアップのヘビーなサウンドと、それとは対照的なフロントピックアップの甘く優しい音色がとても気に入っています。
様々な理由から、日本ではこの１本のみと推測しておりますが、もし同モデルをお持ちの方がいらっしゃれば、色々とお話ししてみたいと思っております。

なお、「Mr. Fastfinger」モデルを使っていても、「速弾き」は一向に出来る気配もなく…。
かくいう私は、「Mr. Slowhand」氏にあこがれてギターを始めた人間です。





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このギター、初めて見ました。スペックはシンプルながら、何のどれにも似ていないギターですね。奇をてらわずにオリジナルが確立しているのが素晴らしい。ボディーもコンパクトで抱え心地も良さそう。ピックガードはカーボンなのかな。トーンはチキンヘッドノブでこそないけれど、バリトーンスイッチになっているとのことで、それだけで必要にして十分なバリエーションが得られそうです。あとは、Mr. Fastfingerのように細かなボリュームコントロールで表情豊かになれますね。（JMN統括編集長 烏丸）



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