レス・ビンクス、KK’sプリーストのレコーディングに参加しなかった理由を説明
K.K.ダウニング率いる新バンド、KK’sプリーストは先週、デビュー・アルバム『Sermons Of The Sinner』の詳細を発表すると同時に、レス・ビンクス(Dr)が手首を負傷したためアルバムでプレイしていないことを明かしたが、ビンクス本人がそれについてコメントした。
◆KK’sプリースト画像
彼は『The Metal Voice』のインタビューで、KK’sプリースト結成の経緯と怪我についてこう語った。「(2019年に)KK’s Steel Mill(ダウニングが所有するコンサート会場)で僕らがリッパー(ティム“リッパー”オーウェンズ)とやった公演がきっかけだった。あれは1回限りのはずだった。でも、K.K.はまたステージに立つのが楽しかったんだと思う。ツアーに戻り、ファンの前で再びプレイしたくなったんだ。それであの後すぐ僕のとこに連絡があり、ちゃんとしたバンドにしたくないかって訊かれた。僕は了承したよ。いいアイディアだって思った。彼は新曲でアルバムを作り、それからツアーをやるって言ってた」
「それで、レコーディング・セッションがセットアップされたわけだけど、僕はちょっと厄介な事故が起こり、手首を怪我してしまったんだ。本当にタイミングが悪かった。僕は計画を遅らせたくなかったから、他のドラマーを使うよう提案したんだ」「重度の捻挫かと思ったら、細い亀裂が入っていた。きちんと治るまでに数ヶ月かかった」
レコーディングにはSean Elg(DeathRiders、Cage)が参加したが、ビンクスはまだ何らかの形でバンドに関与していきたいという。「この前、K.K.と話した。ツアーは2022年になるだろうと言っていた。まだバンドに関与したいかって訊かれ、僕は“ああ”って答えたんだ。だから、ゲスト・スポットか何かで参加できないか、検討することになるだろう。でも、さっき言ったように、まだツアーのことは何も決まっていない」
KK’sプリーストのファースト・アルバム『Sermons Of The Sinner』は8月にリリースされる。
Ako Suzuki
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