殿堂入りが決まったトッド・ラングレン「ファンのことを思うと嬉しい」
今年、ロックの殿堂入りすることが決まったトッド・ラングレンが、発表のあった数時間後、簡潔ではあるものの声明を出した。
◆トッド・ラングレン画像
1996年に殿堂入りの資格を得て、2019年度から3年連続で候補に挙がっていたラングレンは、数ヶ月前には「僕が気にかけてないことは、みんな知ってるだろ」「何度ノミネートされようが関係ない。僕が気にかけることはないよ」と話していたが、決定後、「ファンのことを思うと嬉しい。彼らはこれを長い間待っていた」とのコメントをTwitterに投稿した。
ラングレンは2月、『Billboard』誌のインタビューで、「初めてノミネートされたとき、僕のファンたちは“殿堂入りさせなければ!”って躍起になり、(ファン投票で)僕を3位に押し上げてくれた。かなりの数だった」と話していた。しかし、「実際に殿堂入りしたのは、1位、2位、4位、5位、6位だった。僕のファンはだまされた。僕はそれに怒った」とも付け加えていた。
2021年度はトッド・ラングレンほか、ティナ・ターナー、キャロル・キング、ザ・ゴーゴーズ、ジェイ・Z、フー・ファイターズが殿堂入りする。セレモニーは10月30日にオハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで開かれる。
Ako Suzuki
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