K.K.ダウニング「俺の中には真のプリーストが存在する」

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10年ぶりに音楽活動を再開したK.K.ダウニングは、まだ素晴らしい音楽を作れるという自信があり、新バンド(KK’sプリースト)をみんなに体験してもらうのが楽しみだという。

◆K.K.ダウニング画像

ブラジルの『Acesso Music』のインタビューで、2018年に自伝『Heavy Duty: Days And Nights In Judas Priest』を出版した理由を問われたダウニングは、こう話した。「この本で、俺のことをもう少しよく知ってほしかったんだ。ファンの疑問にも答えようとした。それに、未来の人々のために俺の回顧録を残しておくのはいいかもと思ったんだ。俺が死んでからずい分経ち、あれらの曲を聴き、ヘヴィ・メタルの始まりに興味を持つ人がいるかもしれない。俺は間違いなく、あの場にいたんだから。その一部であったことを誇らしく思っている」

「俺は成功でき、すごくラッキーだったと思う。でも、俺はまだ素晴らしい音楽を作ることができ、上手くプレイできると思ってる。だから、みんなに新しいバンドを体験してもらうのを本当に楽しみにしているんだ。ファンが望んでいるもの、ファンに相応しいものを与えるつもりだ。究極のメタル・プリーストだ。それが俺だ。俺は始まりの瞬間にいた。ああなってしまったのは残念だが、40年も関係を継続するのは難しい。でも、俺の中に真のプリーストが存在するって自信がある」

元ジューダス・プリーストのティム“リッパー”オーウェンズ(Vo)とレス・ビンクス(Dr)にTony Newton(B)、A.J.Mills(G)と結成したKK’sプリーストは、年内にデビュー・アルバムのリリースを予定している。

Ako Suzuki
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