【俺の楽器・私の愛機】075「国産ギター黎明期の代表の一つ」

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【Aria Pro II PE-1500】(沖縄県那覇市 平敷達也 57歳)


Aria Pro II PE-1500

もう40年以上経過したギター。当時GrecoやYamahaと並んで人気ブランドであったAriaPro IIの記念すべきオリジナル第1号。

1979年(昭和54年)、この高級家具のような杢目に惹かれて高校入学と同時に祝い金と貯金をつぎ込んで、沖縄県の那覇ショッピングセンター内にあった照屋楽器店那覇店で購入しました。(懐かしいなあ)

定価15万円を2割引で12万円。生まれて初めて大きな買い物をしてドキドキしたことを覚えています。

これから20年くらいはこのギター1本で頑張っていました。(その後、次々と浮気していくのですが・・)


ボディはオールメイプルでトップ・バック共に削りだしで見事な曲線美。ネックは付け根部分が削られていて20フレット付近でも弾きやすく、650mmのロング・スケール。指版はハカランダ、PUにディマジオ・スーパーディストーション、ペグはグローバーと、豪華な装備です。

音はシックな外観に似合わず、歪み抜群の超ワイルドな音が出ます。(スーパーディストーションだから当然か)

長年使用していると色々傷んでたので、10年前に東京の松下工房さんでリペアをしてもらいました。今は大事にハードケースに収めて保管していますが、いつの日か・・・・。




   ◆   ◆   ◆

リイシューじゃなくてオリジナルのPE-1500ですね。これはすごい。当時ヒールレスカッタウェイってすごく新しかったんですよね。スルーネックじゃなくてセットネックでもこういうやつできるんだ、と思った記憶があります。今見るとトップ&バックの曲線美と渋いカラーリングに、アトランシアのベースと同じ匂いを感じます。ビルダー林さんの個性ですね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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