ラット、スティーヴン・パーシーの公演にボビー・ブロッツァーがゲスト出演
ラットのヴォーカリスト、スティーヴン・パーシーが先週終わり(4月2日)、米ウェスト・ハリウッドにある伝説のクラブ、ウィスキー・ア・ゴーゴーから配信した公演に、ラットの元バンド・メイトで、数年にわたり分裂状態にあったボビー・ブロッツァー(Dr)がゲスト出演した。
2人はショウの最後、「Way Cool Jr.」と「Round And Round」で共演した。
パーシーはその後、『The Hook Rocks!』ポッドキャストのインタビューで、リユニオンが実現した経緯についてこう話している。「俺ら(ラットのクラシック・ラインナップ)は、ビジネス上の付き合いがある。例えば、ベスト盤なんかを出すとき、俺ら全員が関わらなくてはならない。だから、多少、会話はあるんだよ。それで(公演のことについて)彼に訊いてみたら、“いいよ”って。俺らは、兄弟みたいなものだ。喧嘩ばかりしている兄弟だ。俺らはお互いを愛してる」
ラットは2015年、バンドの方向性や名義、権利をめぐり、ボビー・ブロッツァーと決裂し、ブロッツァーはBobby Blotzer's Ratt Experienceとして活動を続けてきた。
その後、少なくともパーシーとの関係は改善したようだ。パーシーは今年初め、「俺は、オリジナルの連中(パーシー/Vo、ロビン・クロスビー/G、ウォーレン・デ・マルティーニ/G、フォアン・クルーシェ/B、ブロッツァー・Dr)じゃないラットのアルバムは出したくない。意味がないだろ」と話していた。
Ako Suzuki
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