セックス・ピストルズ、印税をめぐり最悪の関係に

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印税をめぐる争いが勃発し、セックス・ピストルズのメンバーの関係がこれまでにないほど悪化しているという。

英国の新聞『The Sun』によると、スティーヴ・ジョーンズ(G)とポール・クック(Ds)が、ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン/Vo)とグレン・マトロック(B)を契約違反で訴えたそうだ。

関係者は「彼らの関係は常に熾烈だったが、悲しいことに、現状はこれまでにないほど悪い。弁護士を通じてしか話しておらず、長年の間に起きた様々な事柄に関し、お互いを責めている。争いの種の大半がそうであるように、ここでも金が一番の要因になっている」と、同紙に話している。

リユニオンの話が出たこともあるが、いまは立ち消え、「セックス・ピストルズは決定的に終わった」状態だという。

現時点、メンバーからコメントはなされていない。

セックス・ピストルズは、スティーヴ・ジョーンズの自叙伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』をもとにダニー・ボイルが監督するドラマが制作中で、再び、注目を集めていた。1978年に解散後、「俺らには共通の目的ができた、それは金だ!」と1996年に再結成したのをはじめ、2002~2003年、2007~2008年にもリユニオン・ツアーを開催した。

Ako Suzuki
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