トッド・ラングレン、ロックの殿堂3年連続候補も「どうでもいい」

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トッド・ラングレンは2021年度のロックの殿堂の候補に挙がったが、相変わらず、興味はないそうだ。彼がノミネートされるのは2019年度から3年連続となる。

◆トッド・ラングレン画像

ラングレンは、「僕が気にかけてないことは、みんな知ってるだろ」と『Billboard』誌に話した。「何度ノミネートされようが関係ない。僕が気にかけることはないよ」

『Billboard』誌はこの3年間毎年、ラングレンにコメントを求めており、彼は1回目に殿堂を逃したときには「ミュージシャンは引退する必要がない。スポーツ選手は引退する。そのとき、殿堂入りするわけだ。でも、ロックの殿堂にはいまでもプレイしている人たちが入ってる。それで、どうやって評価できるんだ? できないだろ。だから、僕にはどうでもいい」と、昨年候補に挙がった際には「ノー・コメント」と答えていた。

ラングレンはまた、2019年度のファン投票で3位につけたが、「ペテン」「大半のファンは彼らの票が重要視されていないことに気づいていない」と、この制度に否定的だ。「初めてノミネートされたとき、僕のファンたちは“殿堂入りさせなければ!”って躍起になり、僕を3位に押し上げてくれた。かなりの数だった。でも実際に殿堂入りしたのは、1位、2位、4位、5位、6位だった。僕のファンはだまされた。僕はそれに怒った」と、今回話している。

2021年度は、メアリー・J.ブライジ、ケイト・ブッシュ、ディーヴォ、フー・ファイターズ、ザ・ゴーゴーズ、アイアン・メイデン、ジェイ・Z、チャカ・カーン、キャロル・キング、フェラ・クティ、LL・クール・J、ニューヨーク・ドールズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、トッド・ラングレン、ティナ・ターナー、ディオンヌ・ワーウィックがノミネートされている。

Ako Suzuki

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