ダニー・ボイル、セックス・ピストルズのドラマを監督

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『スラムドッグ$ミリオネア』(2008年)でアカデミー賞(作品賞、監督賞など8部門)を受賞した英国の名監督ダニー・ボイルが、米FXネットワークと提携し、スティーヴ・ジョーンズの自叙伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』(2017年出版)をもとにセックス・ピストルズのドラマ・シリーズ(6エピソード)を監督する。

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『DEADLINE』によると、タイトルは『Pistol』で、トビー・ウォレス(『ベイビーティース』)がジョーンズを、アンソン・ブーン(『クロール -凶暴領域-』)がジョニー・ロットン、Jacob Slaterがポール・クック、Fabien Frankelがグレン・マトロック、Louis Partridgeがシド・ヴィシャス、Emma Appletonがナンシー・スパルゲン、Sydney Chandlerがクリッシー・ハインド、メイジー・ウィリアムズがパンク・アイコン、ジョーダンを演じ、ロンドンで撮影されるという。ジョーンズとボイルはエグゼクティブ・プロデューサーも担う。

ボイルは「英国の社会、文化が変わった瞬間だ。英国のストリート・カルチャーのビッグバンだ。フツーの若者たちが自分を表現する場を持ち、怒りやファッションを炸裂させた。人々は彼らを恐れるか、彼らに従った。それがセックス・ピストルズだ」とコメントしている。



ボイルは『トレインスポッティング』『28日後…』『スティーブ・ジョブズ』『127時間』『イエスタデイ』などの映画作品ほか、ロンドン・オリンピックの開会式(2012年)を監督し高い評価を得た。

Ako Suzuki
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