オジー・オズボーン「ランディの話をすると、いつもあの日のことが甦る」

ポスト

オジー・オズボーンの初代ギタリスト、ランディ・ローズがセスナ機の墜落事故により亡くなってから38年が経つが、オジーの頭の中ではいまでも、ランディが亡くなった日の記憶が映像となり鮮明に甦るという。

オジーは2011年、英国の新聞『The Guardian』のインタビューで、ランディを喪って以降「いまでも、少量の抗うつ剤を飲んでる。ランディは俺に目的を与えてくれた。希望をくれた」と話していたが、最近、『GQ』から「以来ずっと抗うつ剤をとっているのか?」と問われると、「いや、それは事実じゃない」と否定しつつ、「でも、俺の人生でもの凄く気の滅入る時期だった」と、ランディの死について語り始めた。

「それについて話す度に、俺の頭の中では彼が死んだ日のテープが再生され始める。最悪だった。酷いホラー映画のようだった。家が炎上してた。飛行機がバスにぶつかり、辺りはガラスとガソリンだらけだ。彼はすごくナイスな奴だったんだ。すごく穏やかで、小さく……でも楽器を持つとパワフルな奴だった」

ランディは1982年3月19日、ツアーの合間、遊覧飛行を目的にツアー・バスの運転手が操縦するセスナ機に搭乗。セスナ機は、他の人たちが休息を取っていたツアー・バスのルーフに翼が接触した後、墜落し炎上した。ランディはまだ25歳だった。

オジーはランディの命日に毎年、追悼の言葉を上げている。12月6日は、ランディの64回目の誕生日となる。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報