【連載インタビュー #3】叶~Kanae~、新曲「遠距離恋愛」を語る「“大丈夫、あなたは輝いてる”ってエールを贈りたい」

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■初回がナチュラルなら、二回目はカラフル
■最後は洋楽カバーやミュージカルの雰囲気

──そんな新境地の曲もありつつ、第一弾配信ライブに続いてウクレレコーナーもあって、今回は瑛太さんの「香水」をアドリブを混じえてカバーしていましたね。

叶~Kanae~:あそこはアドリブするつもりじゃなかったんですよ、歌詞が飛んでしまったっていう(笑)。横でピアノを弾いてくれたいっくん(伊藤辰哉)にも「絶妙な綱渡りだったね」って言われました。

──ははは。先ほども話に出たジャズのスタンダード「Orange Colored Sky」はチャーミングで表情豊かでカッコよかったです。

叶~Kanae~:嬉しいです! あの曲はふだんジャズバーで演奏して歌っている私そのものですね。もしかしたら、それ以上にはっちゃけているかも。

──早口だし、かなり難しい曲ですよね。

叶~Kanae~:そうなんですよ。でも、ジャズを歌い始めた頃から大好きな曲なんです。ライブではいっくんのピアノアレンジで歌いました。

──全体的に第二回目の配信ライブはパフォーマンスも表情も叶~Kanae~さんがリラックスして楽しんでいるなと感じましたが、どうでした?

叶~Kanae~:そうですね。みんなが温かい目で見てくれていることが第一回目の配信ライブで感じられて、安心したのかもしれないです。最初は“どうなるんだろう?”って緊張感があったんですが、“何があっても乗り越えなきゃ”って思えるようになりました。以前の私は歌詞が飛んだら落ち込んで立ち直れなかったと思うんですが、自分で映像を見返したときに“成長したな”って思えたし、見てくださっているみなさんとYouTubeに感謝です。

──いろんなものを経験して吸収するたびに前に進んでいっているのが感じられます。最後に今後の配信新曲と11月の配信ライブについて予告をお願いします。

叶~Kanae~:第五弾となる配信新曲は「ゆびきり」というタイトルで、私がタイに旅行に行ったときに出会った人がキッカケとなって生まれたミドルテンポのロックチューンです。雨の中、ぼやけて見える舞台のようにキラキラしているネオンのイメージがあって作りました。次の配信ライブは場所を変えてやろうと思っているんですね。それに、今まではいっくんのピアノをバックに歌っていたんですが、次回は6ヶ月連続配信楽曲のすべてにレコーディング参加してくれているムーチョさん(Sean Northのギタリスト)と一緒にやろうと思っています。衣装も黒のドレスとかスーツのイメージ。レトロでラグジュアリーなミュージカルの雰囲気が出せたらなと考えているところです。

──グッと大人なイメージになりそうですね。

叶~Kanae~:そうですね。最初がナチュラルな雰囲気なら、第二回目はカラフル。第三回目となる締めくくりのライブでは洋楽を多くカバーしたいと思っています。ムーチョさんはオシャレで心踊るようなギターを弾く方なので、これまでの配信曲も大人なアプローチにしてオシャレで上質な時間をお届けしたいなと思っています。楽しみにしていてください。

取材・文◎山本弘子
撮影◎野村雄治




■無観客無料配信ライブ

2020年11月開催予定
※毎月奇数月開催 (2020年)
https://www.youtube.com/watch?v=zLcvyPuJC0g&feature=youtu.be

■6ヶ月連続新曲配信リリース

▼第四弾「遠距離恋愛」
2020年10月17日(土)配信リリース
01. 遠距離恋愛

▼第三弾「だれかさん」
2020年9月17日(木)配信リリース
01. だれかさん

▼第二弾「ぼくのブルーベリーパイ」
2020年8月19日(水)配信リリース
01. ぼくのブルーベリーパイ

▼第一弾「ピアニスト」
2020年7月21日(火)配信リリース
01. ピアニスト

http://Kanae-ocr.com/discography/


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