トゥールのM・J・キーナン、2月に新型コロナウイルスに感染。いまだ後遺症が残る

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Photo by TRAVIS SHINN

トゥールのフロントマン、メイナード・ジェイムス・キーナンが、2月に新型コロナウイルスに感染し、いまだ後遺症が残っていることを明かした。

彼は『azcentral』のインタビューで、2月終わりに感染したと告げ、「まだ、後遺症に対処しているところだ。(新型コロナウイルスは)苦しかった。僕は乗り切れた。でも、容易いことではなかったよ」と話した。

「(感染したことを)大声で言い回りたくなかった。でも、事実だ。あれには後遺症がある。それを抑えるため大そうな治療を受けなくてはならなかった。いまだ咳がでる。まだ肺に障害がある」「1日おきに咳の発作が起きる。肺の一部がまだ損傷しているからだ。手首や手に現れた炎症はよくなった。僕はリウマチ性関節炎のような形で自己免疫が攻撃されたんだ。僕が知る限り、(新型コロナウイルスは)へんなところを突いてきて、それはランダムだ。僕の場合はそこだった」

周囲にも感染し、後遺症に悩まされている人たちがいるという。そして、マスクを着用しない人たちがいることに「馬鹿げてる。シートベルトを付けるだろ。列車や飛行機、タクシー、いまはレストランの中でさえタバコは吸わないよな。それには理由があるからだ。個人の自由っていうものが捻じ曲げられているって、俺は感じてる」と嘆いた。

体調万全とは言えないものの、キーナンはサイド・プロジェクトPusciferの5年ぶりの新作『Existential Reckoning』を完成。10月30日にリリースする。

Ako Suzuki
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