オジー・オズボーン、妻シャロンの首を絞めたとき「これまでになく冷静だった」

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Photo by Sam Taylor-Johnson

オジー・オズボーンが、ドラッグ漬けだった80年代終わり、妻シャロンを殺害しようと決め、彼女の首を絞めたときの心境を語った。人生で最も冷静で穏やかな気持ちだったという。

オジーは、今週アメリカでA&E Networkから放送された新ドキュメンタリー『The Nine Lives Of Ozzy Osbourne』の中で、シャロンと共に1989年に起きたこの出来事について振り返った。

シャロンによると、子供たちを寝かしつけ、本を読んでいるときに起こったという。「彼が部屋に入ってきたの。私の知る夫ではなかった。目つきがおかしく、全てを閉ざしているような……。彼だとは思えなかった。そして、こう言われたの。“俺たちはお前に死んでもらうことにした”って。彼は落ち着いていたわ。すごく冷静だった。それで突然、私に襲い掛かり、首を絞め始めたの。床に引きずり降ろされ、私の上におおいかぶさった。机の上に手を伸ばしたら、パニック・ボタンがあったから押したのよ。気がついたら、警察が来てた」

オジーはこう回想している。「人生で最も落ち着いた気分だった。穏やかだった」「起きたら刑務所の中だった。警官に“なんで、俺はここにいるんだ?”って訊いたのを覚えてる。“容疑を読み上げて欲しいのか?”って言われ、実際に読み上げられた。“ジョン・マイケル・オズボーン、殺人未遂により逮捕”って」

オジーはこのとき裁判所から6ヶ月間治療を受けるよう言い渡され、シャロンは彼を許すと決めたそうだ。しかし、「もう一度やったら、私があなたを殺すか、あなたが私を殺すことになる。そんなこと子供たちにしたいの?」と釘を刺したという。

Ako Suzuki

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