住野よる×THE BACK HORN、小説と音楽で完成するコラボ作『この気持ちもいつか忘れる』

住野よるとTHE BACK HORNがコラボレーションした『この気持ちもいつか忘れる』の単行本刊行が明らかになった。

『この気持ちもいつか忘れる』は、住野よるが学生時代から敬愛するTHE BACK HORNと、作品の構想段階から打ち合わせを重ね、創作の過程も共有し、双方向に影響を与え合うことで生み出された新しい形のコラボレーション作品である。「THE BACK HORNの楽曲を聴きながら作品世界に浸ってほしい」という住野の熱い思いから、9月16日にTHE BACK HORNの5曲入りCDがついた『この気持ちもいつか忘れる　CD付・先行限定版』を発売し、本文のみの書籍および配信音源はそれから約1ヶ月遅れでリリースされる。

書籍刊行物としては珍しい形態の出版であり、小説と音楽のどちらもが作品制作の段階から互いに影響し合い、1冊の本として刊行されるのは出版・音楽史上初の試みだという。また、この発表に先駆けて、小説のテーマ曲ともいえる今作の収録楽曲「ハナレバナレ」が先行配信中。


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【住野よるコメント】
敬愛するバンドTHE BACK HORNと共に、小説と音楽の境界線をこえようとした新作が刊行されます。小説と音楽で完成する作品です。二つの異なる文化が折り重なり、どうかあなたの心を穿ちますよう願っています。

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【THE BACK HORNコメント】
住野よるさんとTHE BACK HORN。お互いをリスペクトし、刺激し合い、想像し合い、共鳴して生まれた渾身の作品です。
二つの表現にそれぞれの楽しみ方がありながら、両方を行き来し、個々に芽生えた感情が混ざり合う時、皆さんの心にどんな新しい景色が描かれるかとても楽しみです。そして、それが少しでも皆さんの日常を照らし出すものでありますよう願っています。小説と音楽の無限の可能性が広がってくれたら嬉しいです

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＜本書のあらすじ＞
平凡な日常に飽き飽きとして生きる高校生のカヤ。16歳の誕生日を迎えた直後、深夜のバス停で出会ったのは爪と目しか見えない異世界の少女だった。真夜中の邂逅を重ねるうち、互いの世界に不思議なシンクロがあることに気づき、二人は実験を始める──。