THE BACK HORN、大阪城音楽堂で熱狂のステージを披露&2年9ヶ月ぶりのオリジナルアルバムのリリースが決定
THE BACK HORNが、<『KYO-MEIワンマンライブ』~第五回夕焼け目撃者~>を10月13日(日)に大阪・大阪城音楽堂(大阪野音)で開催した。同タイトルのライブを7月28日に東京・日比谷公園大音楽堂にて開催して以来、約3ヶ月ぶりのワンマンライブとなった今回の公演は、東京と同じく好天に恵まれた。
ステージに登場した山田将司(Vo)は「いい天気!最高の時間にしましょう!」と東京と同様に、確認してからライブはスタート。1曲目は「甦る陽」でゆったりとスタートすると、菅波栄純(G)の瑞々しいギターサウンドが印象的な「声」で一気にギアを上げる。続く「希望を鳴らせ」で3曲目にして早くも一体感が生まれていた。
「音楽でしか味わえない、生きている実感を皆さんと分かち合いたいと思います!」という松田晋二(Dr.)のMCに客席の熱が一気に上昇した。
メロディアスな「深海魚」でオーディエンスを魅了し、「ジャンクワーカー」へ。THE BACK HORNは7月から10月にかけて“光と影”をコンセプトにしたシングル作品を4曲リリース。「ジャンクワーカー」は“影”を描いた2曲目にあたる楽曲。お経のようなラップとグランジサウンドを行き来する唯一無二のサウンドで客席を圧倒していた。
その後、ちょうど肌寒くなった季節に相応しい「晩秋」、そしてヒリヒリとした空気感を纏う「生命線」から、次なる「がんじがらめ」で再びヒートアップ。コンセプト・シリーズの1作目、“影”がテーマの第1弾楽曲「修羅場」ではすでにたくさん聴き込んできたオーディエンスが完璧なクラップでバンドと一緒に曲を盛り上げる。
ハードで勢いのある楽曲が続いた後、ソウル/モータウン調のグルーヴィーな楽曲「光とシナジー」に突入。このライブの直前にリリースされたばかりの「光とシナジー」は「光」をコンセプトに制作された楽曲第2弾作品。冒頭からストリングスの音色が印象的なTHE BACK HORNにとっても新機軸となるハートウォーミングな楽曲だ。会場全体がこの楽曲に惹き込まれている中、「海岸線」「夢の花」へ。
「26年もバンドを続けてきて、こんなたくさんのお客さんに集まってもらっていることをうれしく思います!星の綺麗な季節になると、会えない人のことを思い出したり、亡くなっちゃった人のことを思い出したりするよね。そんなことを考えながら夜空を眺めていると素の自分に戻れる瞬間があって。いつも皆さんに元気をもらってます!本当にありがとうございます!」とオーディエンスに熱いメッセージを伝える山田将司(Vo.)
「光」をコンセプトに制作された楽曲第1弾作品「タイムラプス」で秋の夜空をバックにノスタルジーに浸る時間を経て、「ブラックホールバースデイ」「シンフォニア」「太陽の花」という疾走感溢れる3曲で駆け抜けると、寒空とは一変、会場の温度は一気に上昇した。その後の「JOY」では、秋の夜風が染み渡る会場を温かい雰囲気に包み込んでくれるような素晴らしい演奏で本編の幕を閉じた。
アンコールでは松田が「来年1月アルバムが出ます!そしてアルバムが出るということはツアーもやります!」と力強く宣言。2025年2月からスタートするワンマンツアーの詳細は下記参照。4人は最後に「コバルトブルー」「刃」などアグレッシブなナンバーを叩き込み、大盛り上がりの中で大団円を迎えた。
オリジナル・アルバム作品としては2022年4月にリリースされた『アントロギア』以来となる最新作が、2025年1月にリリースされることが決定。実に2年9ヶ月ぶりとなる今作は、非常にバラエティに富んだ内容が期待される。THE BACK HORNの振り幅の広さ、無限の可能性に期待したい。
さらに、アルバムリリースツアーの開催が決定。初日の2025年2月15日(土)水戶LIGHT HOUSEから、ファイナルとなる6月8日(日)Zepp Shinjukuまで全国20公演をまわるツアーとなる。-THE BACK HORN CLUB-銀河遊牧民でのチケット先行抽選受付もスタートしており、一般発売は12月21日(土)となる。
セットリスト
2024年10月13日(日) 大阪・大阪城音楽堂
01. 甦る陽
02. 声
03. 希望を鳴らせ
04. 深海魚
05. ジャンクワーカー
06. コワレモノ
07. 晩秋
08. 生命線
09. がんじがらめ
10. 修羅場
11. 墓石フィーバー
12. 光とシナジー
13. 海岸線
14. 夢の花
15. タイムラプス
16. ブラックホールバースデイ
17. シンフォニア
18. 太陽の花
19. JOY
<アンコール>
EN1. 空、星、海の夜
EN2. コバルトブルー
EN3. 刃
ライブ・イベント情報
2月15日(土)水戸LIGHT HOUSE[open17:30 / start18:00]
2月22日(土)京都磔磔[open17:30 / start18:00]
2月24日(月・祝)和歌山CLUB GATE[open16:30 / start17:00]
3月01日(土)郡山HIP SHOT JAPAN[open17:30 / start18:00]
3月07日(金)LiveHouse浜松窓枠[open18:30 / start19:00]
3月09日(日)長野CLUB JUNK BOX[open16:30 / start17:00]
3月16日(日)恵比寿LIQUIDROOM[open16:00 / start17:00]
3月20日(木・祝)広島CLUB QUATTRO[open16:15 / start17:00]
3月22日(土)米子AZTiC laughs[open17:30 / start18:00]
3月29日(土)金沢AZ[open17:30 / start18:00]
4月06日(日)札幌PENNY LANE24[open16:30 / start17:00]
4月11日(金)高松DIME[open18:30 / start19:00]
4月13日(日)高知X-pt.[open16:30 / start17:00]
4月18日(金)HEAVEN'S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2[open18:30 / start19:00]
4月20日(日)名古屋DIAMOND HALLopen16:00 / start17:00]
5月09日(金)長崎DRUM Be-7[open18:30 / start19:00]
5月11日(日)福岡DRUM LOGOS[open16:00 / start17:00]
5月17日(土)大阪BIGCAT[open17:15 / start18:00]
5月24日(土)仙台Rensa[open17:15 / start18:00]
6月08日(日)Zepp Shinjuku[open16:00 / start17:00]
■TICKET
¥6,000(税込・D代別)※整理番号付
【U-18キャッシュバック】
公演当日、4歳以上18歳以下の方は会場にて身分証提示で¥2,000キャッシュバックします。
※身分証は、コピー及び、写真データは不可となります。有効期限内の現物をご持参ください。
※キャッシュバックは公演当日のみ、会場に来場された方に限ります。
◯-THE BACK HORN CLUB-銀河遊牧民チケット先行抽選受付(年額会員+月額会員)
受付期間:10月13日(日)20:00〜10月20日(日)23:59
※お申し込みには-THE BACK HORN CLUB-銀河遊牧⺠へのご入会が必要となります。
ライブ・イベント情報
2025年
1月10日(金)川崎CLUB CITTA'
1月19日(日)仙台Rensa
1月26日(日)福岡DRUM Be-1
■チケット
<川崎公演>
1Fスタンディング ¥6,500(整理番号付)(ドリンク代別)
2F指定席 ¥7,000(ドリンク代別) *銀河遊牧民先行のみ受付
【*ギャラリー展示あり】
<仙台・福岡公演>
スタンディング ¥6,000(整理番号付)(ドリンク代別)
【*ギャラリー展示無し】
<ライブ情報>
11月16日(土) FEVER 15th anniversary “NOT BORED TYO”
11月26日(火) 2YOU MAGAZINE & JAILHOUSE presents 「LINEWOKOETE」
この記事の関連情報
THE BACK HORN、14作品目の最新アルバム『親愛なるあなたへ』を2025年1月29日リリース
THE BACK HORN、ソウル/モータウン調の新側面「光とシナジー」リリース
山田将司と村松拓のユニット・とまとくらぶ、渋谷、浅草、上野の観光スポットを満喫する「羅針盤」MVを公開
山田将司と村松拓のユニット・とまとくらぶ、初オリジナルアルバム『緑盤』リリース決定
THE BACK HORN、光のシャワーと逆説的なリリックで届けるコンセプトシリーズ第3弾「タイムラプス」リリース
THE BACK HORN、光と影の両面で蠢く人間模様を描き出すコンセプトシリーズ第二弾「ジャンクワーカー」リリース
【速レポ】<LuckyFes'24>THE BACK HORN、「ここに生きているという実感を一緒に味わえたら」
THE BACK HORN、「光と影」題材のコンセプチュアル配信作品シリーズ第一弾配信シングル「修羅場」発売
松田晋二(THE BACK HORN)と箭内道彦(風とロック)による アートユニット“ゆべしス”がお盆公演を開催