【インタビュー】WANDS、復活第一弾シングルに黄金期の風格「新曲が聴ける感動を共有したい」

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■口ずさめるWANDSをやっていきたい
■昔の自分に負けるわけにはいかない

──お披露目ライブでは新曲は「真っ赤なLip」だけでしたが、今は新曲の制作中ですか?

柴崎:曲作り中です。

──どんな作品になりそうですか?

柴崎:覚えやすさ、ですかね。覚えやすいメロディを作りたいなと思いつつ、1990年代とどんな違うことができるかな、とか。

木村:今はいろんなコンテンツが踊ったり融合したりして、口ずさめる曲って少なめになっているように感じます。“メンバーの顔知らないけどこの曲は知ってます”という方も多いかなと思うので、口ずさめるWANDSをやっていきたいですね。

▲木村真也 (Key)

上原:もともとのWANDS世代の人たちからいいと思ってもらうのはもちろんなんですけど、WANDSを知らない世代の人にもカッコいいと思ってもらえるものをやりたいです。“WANDSという文字を見ても何も思わない人”がたまたま見たり聴いたりしたときに、友達と「これカッコいい!」って聴いてもらえるようなもの。贅沢ですけどね。

──時代を飛び越えて評価される曲っていいですね。

木村:お披露目時は、昔の自分を再現する意味も含めて一本足のキーボードスタンドで首振ってやりましたけど、今後コンポーザーとしてどうしていくかは思案中です。取りあえず昔の自分に負けるわけにはいかないですよね(笑)。なので、多分上原君より緊張してましたよ(笑)。

──ははは。未来に向けては、不安要素はないですね。

柴崎:楽しみにはしています。どんな新曲が作れるかなとか。

木村:昔知らなかったことで今知っていることもいっぱいあるもんね。“こういう音作りってどうやってやるんだろう?”って思ってたことが、今は経験値で分かっていますから。

▲<DFT presents 音都 ONTO vol.6>2019.11.17@堂島リバーフォーラム ※画像5点

──第5期WANDS、期待しています。

上原:ほんとにスゴイ方たちと一緒にできて、自分も成長できると思います。

柴崎:それ、言わされてない(笑)?

上原:いや、これはほんとに思ってます。人生、なかなかこんな経験はできない。

木村:年下って感じがどんどん失くなっているけどね(笑)。

──クリエイティビティに年齢は関係ないですから。

柴崎:そうですね。若い世代と話していると友達みたいな感じになりつつある。ちょっと気をつけないと勘違いしちゃいますね(笑)。WANDSを懐かしみたい人、それからWANDSの楽曲は聴いたことあるけどリアルタイムでは知らない人、そういう興味を持ってくれている人たちに、早くライブでお会いできるように今は楽曲制作を頑張ってますので、会える日を楽しみにしています。

木村:年月も経ってWANDSというものを振り返るという点では、ひょっとしたら自分もみんなと同じ立場なのかもしれないです。なので、みんなとWANDSを育てていければいいかなと思います。

上原:WANDSというネームに負けぬボーカリストとして、より強く魅力的になっていきたいです。期待してもらっている人を裏切ることにならないよう、その期待を越えていきたいと思っています。

取材・文◎烏丸哲也 (BARKS / JMN統括編集長)



■シングル「真っ赤なLip」

2020年1月29日(水)リリース

▲通常盤

【通常盤(CD)】GZCD-7006 ¥1000+税
1. 真っ赤なLip
2. 時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜

▲名探偵コナン盤

【名探偵コナン盤(CD)】GZCD-7005 ¥1000+税
※『名探偵コナン』描き下ろしアニメ絵柄ジャケット1. 真っ赤なLip
2. もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜
3. 真っ赤なLip -TV size-

・「真っ赤なLip」作詞:上原大史 作曲/編曲:大島こうすけ
・「時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇 作曲:大島康祐 編曲:柴崎浩
・「もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇・魚住勉 作曲:多々納好夫 編曲:柴崎浩

▼通常盤・名探偵コナン盤共通封入特典
・アニメ「名探偵コナン」×WANDS「真っ赤なLip」AR企画パスワード
・<SPECIAL LIVE EVENT>応募用シリアルナンバー
[大阪]
2月13日(木) 19:00~ 市内某所 (75組150名)
[東京]
2月16日(日) 13:00~ 都内某所 (125組250名)
※応募締切:2020年2月2日(日)23時59分まで



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