ジューダス・プリースト、元メンバーの50周年ツアー参加の可能性に「ロックでは何でもあり」
K.K.ダウニングは最近、ジューダス・プリーストが2020年に行なう50周年記念ツアーへの参加を拒否されたと明かしていたが、ロブ・ハルフォードは100%あり得ないとは考えていないそうだ。
米ニューヨークのラジオ局Z93のインタビューで、ダウニングに限ったわけではないが、元メンバーとの共演は観られるかとの質問に、ハルフォードはこう答えた。「それはクールな質問だな。ロックンロールでは何でもありだ。俺はロックンロールを取り巻くそういうカオスが大好きだ。俺にとってはそれが全てなんだよ。法も規制も制約もあるべきではない。プリーストには何でも起き得る。だから目を光らせ、見逃さないことだな。とくに俺らがライブでプレイしているときは。全てを検討中だ」
一方、ハルフォード脱退時期(1996~2003年)のヴォーカリスト、ティム“リッパー”オーウェンズは数日前、ファンからの「ジューダス・プリースト50周年記念ツアーに関与しているのか?」との質問に「ノーと言っておく」と答えている。
また、ハルフォードが別のインタビュー(WAAFラジオ)で話したところによると、ジューダス・プリーストはこのツアーをスタートする前、スタジオへ入り曲作りのセッションを行なうそうだ。50周年記念ツアーは5月末に始まり、2021年にまたがりそうだという。
ジューダス・プリーストは2020年度のロックの殿堂の候補に挙がっており、殿堂入りするかしないかは1月にわかる。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ジューダス・プリースト、74年リリースのデビュー作が50周年を記念してリミックス&リマスターで再登場
ロブ・ハルフォード「カミングアウトするのは、今の時代でも簡単なことではない」
ティム“リッパー”オーウェンズ「K.K.ダウニングはメンバーだろうがクルーだろうが平等に扱う」
ジューダス・プリーストのスコット・トラヴィス、ドラムスティックを逆さまに握る理由を説明
ロブ・ハルフォードとジェイムズ・ヘットフィールド、そろってTURNSTILEのライヴを鑑賞
メタリカのカーク・ハメット「ジューダス・プリーストはヘヴィ・メタルの立案者」
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話018「まさか泣くなんて」
ロブ・ハルフォード「若い人たちには自分らしい道を見つけさせなくては」
ジューダス・プリースト、来日公演決定