トム・ヨーク、新AL『ANIMA』発表。P・T・アンダーソンによる同名短編映画もNetflixで公開

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トム・ヨークが、最新ソロアルバム『ANIMA』のリリースを発表した。

◆アルバム『ANIMA』画像、トレーラー映像

ソロ名義のスタジオ作品としては、デビュー・アルバム『The Eraser』、『Tomorrow's Modern Boxes』に続く3枚目のアルバムとなる。6月27日午前8時1分よりダウンロード/ストリーミングで配信開始するほか、国内盤CDは世界に先駆けて7月17日にリリースされる。




また6月27日のアルバム解禁に合わせて、“ワンリーラー(one-reeler)”が公開される。ワンリーラーとはフィルム1巻き分の12分に満たない短編映画のことで、アルバムと同じタイトルを冠した「ANIMA」は、日本時間6月27日16時にNetflixで限定公開される。このワンリーラーには、アルバム『ANIMA』の収録曲3曲が使用され、監督は世界三大映画祭(ベネチア、カンヌ、ベルリン)の監督賞を全て受賞しているポール・トーマス・アンダーソンが手掛けている。同監督の代表作には『マグノリア (原題:Magnolia)』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(原題:There Will Be Blood)』などが挙げられ、最新作『ファントム・スレッド(原題:Phantom Thread)』も各所で話題を呼んでいる。



最新作『ANIMA』は全曲トム・ヨークが作曲を手掛け、長年レディオヘッドやトム・ヨークの作品に携わってきたナイジェル・ゴドリッチがプロデューサーを務めている。今やステージでも良き相方となった二人と、映像作家タリク・バリと共にアトムス・フォー・ピースの『Amok』以降展開・成長させてきたオーディオ・ヴィジュアル型のライヴ・ショウに端を発した制作プロセスを経て完成したという。その他、レディオヘッドのドラマー、フィル・セルウェイや、アトムス・フォー・ピースのドラマー、ジョーイ・ワロンカーも参加している。ゴドリッチ同様、レディオヘッドやトム・ヨーク作品でおなじみのスタンリー・ドンウッドとドクター・チョックによる美しい鉛筆画によるアートワークにも注目だ。

国内盤CDは、高音質で楽しめるUHQCD (Ultimate High Quality CD) 仕様となり、歌詞対訳と解説書、そして3枚の限定アートカードが封入される。アナログ盤には、ボーナストラックを1曲追加収録し、通常の2枚組ブラック盤と、限定の2枚組オレンジ盤でリリースされる。

▲国内盤CD

▲限定輸入盤2LP(通常2枚組ブラック盤)

▲限定輸入盤2LP(限定2枚組オレンジ盤)

また国内盤CDを購入すると、タワーレコードでは缶バッチ、HMV、diskunion、TSUTAYA、その他法人、BEATINK.COMではオリジナル・ステッカー、Amazonではマグネットが先着でプレゼントされる。

なおトム・ヨークは、「Tomorrow's Modern Boxes」名義で今年のフジロックへの出演が決定している。

※トム・ヨーク画像 Photo by Alex Lake

■アルバム『ANIMA』

国内盤CD XL987CDJP ¥2,500+税
高音質UHQCD/限定アートカード3枚、歌詞、解説封入
2019年7月17日(水)発売

BEATINK.COM:
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10341

輸入盤CD XL987CD ¥OPEN
輸入盤2LP XL987LP ¥Open
限定輸入盤2LP XL987LPE ¥Open
2019年7月19日(金)発売

TRACKLISTING [CD]
1. Traffic
2. Last I heard (…He Was Circling the Drain)
3. Twist
4. Dawn Chorus
5. I Am a Very Rude Person
6. Not the News
7. The Axe
8. Impossible Knots
9. Runwayaway

TRACKLISTING [LP]
A:
Traffic
Last I heard (…He Was Circling the Drain)

B:
Twist
Dawn Chorus

C:
I Am a Very Rude Person
Not the News
The Axe

D:
Impossible Knots
Runwayaway
(Ladies & Gentlemen, Thank You for Coming) *LP限定ボーナストラック
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