ブルース・ディッキンソン、過去ではなく前を向いたからアイアン・メイデンに復帰

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ブルース・ディッキンソンが、アイアン・メイデンに復帰した動機について語った。ディッキンソンは1993年に脱退し約6年間ソロ活動を行なった後、アイアン・メイデンに戻った。

◆アイアン・メイデン画像

ディッキンソンは、スペインのRockFMのインタビューでこう話した。「俺らはリユニオンみたいなことをして、再起を図ろうとしてるんじゃないってことだけは、確信する必要があった。俺は過去には戻りたくなかった。未来を見据えての…、素晴らしいニュー・アルバムを作ったり、このバンドの機動力や方向性を再始動するのが目的でなければならない。スティーヴ(・ハリス)も、それが彼の望んでいることだと言っていた。だから、俺は“よし、じゃあやろう”って答えたんだ。実際、その後作った最初の1枚、『Brave New World』(2000年)は、俺はメイデンの最高傑作になったと思ってる」

ディッキンソン不在の時期はブレイズ・ベイリーがシンガーを務め、『The X Factor』『Virtual XI』の2枚のアルバムを制作した。セールスは落ち、ツアーはそれ以前より小さい会場での開催となった。

アイアン・メイデンはこれまでに16枚のスタジオ・アルバムを発表しており、『The Number Of The Beast』(1982年)、『Seventh Son Of A Seventh Son』(1988年)、『Fear Of The Dark』(1992年)、『The Final Frontier』(2010年)、『The Book Of Souls』(2015年)で全英1位を獲得。5枚全てが、4代目(デビューからは2代目)のシンガー、ディッキンソン在籍時となる。

Ako Suzuki
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