アイアン・メイデン、福島の酒造会社と提携し新ビール発表

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アイアン・メイデンの<TROOPERビール>シリーズに、日本酒の酵母から造られた新ビールが加わった。アイアン・メイデンの4枚目のスタジオ・アルバム『Piece of Mind』(1983年)に収録された曲のタイトルでもある“SUN AND STEEL”と名付けられた。

◆“SUN AND STEEL”関連画像

これは<TROOPER>初のラガー・スタイルで、開発に2年半以上が費やされ、1849年創立のRobinsons Breweryがこれまで製造してきた中で“最も複雑なビール”と表されている。

Robinsons Breweryによると、2016年秋、ディッキンソンとRobinsonsの代表が、ディッキンソンおよびアイアン・メイデンの長年の友人で、300年の歴史を持つ福島にある奥の松酒造のオーナー、遊佐丈治さんと会談したことでアイディアが浮かんだという。遊佐さんが提供した酵母のサンプルをもとに、日本政府からの許可を得て、醸造された。


ディッキンソンは、「これは、とてもエキサイティングなプロジェクトだった。俺が酒を加えたビールを造ってみようというクレイジーなアイディアを思いつき、2年半以上が経ち、完成した! マーティン(Robinsonsの代表)とチームはこれを上手く行かせるためにマッド・サイエンティストにならなきゃいけないのはわかってた。でも、その結果、素晴らしい味のユニークなハイブリッド・ビールが誕生した」と、コメントしている。

<TROOPERビール>シリーズ6作目となる<SUN AND STEEL>は、英国で5月6日に販売開始される。年内、世界での発売も予定しているそうだ。

Ako Suzuki
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