ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、自伝の執筆を開始

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ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードが、自伝の執筆を始めたそうだ。

◆ロブ・ハルフォード画像

彼はニュージーランドのニュース・サイト『Stuff』のインタビューでそれを明かし、「人生を歩んできて、ジューダス・プリーストのような輝かしいバンドで50年過ごすという素晴らしい幸運に恵まれ、感謝の気持ちがあると、自分の口から自分のストーリーを語りたいと思うもんだ。インタビューなんかをもとに他の人によって作り出されるんじゃなくね」と話した。

「俺の本質、それにバンドの作詞家という点から、ちょっと俺の友人ブルース(ディッキンソン/アイアン・メイデン)のように……俺の(自伝)は『ロード・オブ・ザ・リング』みたいになるんじゃないかと思う。幼少期、青春時代、そして現在の俺だ。ヘヴィ・メタル3部作だよ」

ハルフォードは、4年ほど前は「俺の人生や経験から人々が学んだり、誰かを助ける可能性があるのは承知しているが、俺はプライベートを大切にする人間で、いまは(自伝の出版は)あり得ないと言える」と考えていたが、心境の変化があり、昨年秋には「俺の人生ではものすごくたくさんビューティフルなことが起きた。とても豊かな人生だった。現在もそうだ。いまはこれまでにないほど感謝している」「(自伝について)考えてきた。やらなきゃならないって思ってる」と話していた。

彼はまた、ジューダス・プリーストのバイオグラフィ映画の制作も考えているそうだ。「ジューダス・プリーストはすごく興味深い人生を歩んできたと思う。話すべき物語があるのは間違いない。それに、俺はフレディ(・マーキュリー)のようにゲイであることを隠さなくてはならなかった」と『Stuff』に語った。彼を演じる俳優はまだ思いつかないそうだが──「メタル・ゴッドになれるのは誰かって? わからないな。ラミ(・マレック)はフレディのペルソナ、カリスマを素晴らしく演じきった。でも、レザー、鞭、チェインがきまる俳優は他にいるはずだ」

Ako Suzuki
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