【ライブレポート】Rayflower、対バンイベントで生んだ圧倒的熱狂の正体とは
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2月24日(日)、マイナビBLITZ赤坂で開催された、BuZZ(オープニングアクト)と感覚ピエロとの対バンイベント<extreme the music-4th session->のトリを飾ったRayflower。SEに乗せブルーのライトが明滅する中、メンバーが順に登場。最後、マイクスタンドの前に田澤孝介(Vo)が辿り着き右手を挙げたのを合図に、「Bloom Moment」がスタートした。高らかに歌い上げるサビ始まりのこの曲、田澤は早々に“赤坂~!”とシャウトを盛り込み、スコン!と突き抜けた明るさでオーディエンスの心を着火。IKUO(Ba)とYUKI(Gt)は緻密なプレイをくり出しながら、呼吸を揃えるように華麗にターン。魅せて聴かせるRayflowerの本領を余すところなく打ち出していく。勢いは「ユースフルハイ」に引き継がれ、田澤はマイクのコードが外れるトラブルをものともせず、フロアとのコール&レスポンスを力に変え、大きな存在感を放つ。間髪入れず前へ出てIKUOがベースソロを奏でると、「Prisoner of evolution」でノリが一変。ダンサブルなリズムに乗せ、メンバーもフロアもジャンプをくり返す。軽やかさを支えているのはSakura(Dr)の盤石でグルーヴィなドラミングである。転調、テンポの変化を含むドラマティックな展開は圧倒的。都啓一(Key)のシンセサイザーはメロウな旋律を奏でたかと思えば、ある時はファンファーレのように高らかに響き、多彩な色を感じさせた。盛り上げるだけではなく、深く引き込む。超絶テクニックと熱い人間らしさ、硬派なバンドらしさとエンタテインメント性とを兼ね備えるRayflowerの魅力を、冒頭3曲は見事に凝縮していた。
取材・文:大前多恵
撮影:HIRO SATO
ツアー情報
RayflowerTOUR 2019“Re:~Endless Journey~”5月20日(月) 東京 初台LIVE-BAR-The DOORS 〜”Shining GARDEN”会員限定公開ゲネプロ〜
5月21日(火) 埼玉 EAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3
5月23日(木) 愛知 名古屋E.L.L
5月24日(金) 大阪 味園ユニバース
5月28日(火) 東京 東京キネマ倶楽部
5月29日(水) 東京 東京キネマ倶楽部
【チケット】
前売:¥5,500/当日:¥6,000(税込)
*入場時ドリンク代別途必要*未就学児入場不可
◆ローソンチケット・プレリク先行予約3月3日(日)23:59まで受付中!
申し込みはこちら
◆チケット一般発売/3月10日(日)AM10:00〜各プレイガイドにて
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